生笑一座

野宿経験で死線を越えて得たメッセージを全国の子ども達へ届けたい! 公演依頼、お受けしてます。

「生笑一座」出張公演いたします!


「もう死ぬしかないんじゃないか」、という極限を経験した当事者が、いま、笑顔で暮らしています。

生き辛い思いをしている子どもたちがいれば、「生きてさえいれば、笑える日が来るよ!」と身をもって伝えたい。

そんな面々が〔一座〕を旗揚げしました!


学校や施設などからの公演依頼をお受けしています。

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「生笑(いきわら)一座」は、子どもたちを死に渡さないためのプロジェクトであり、共に生きるための一座です。これまで小学校や中学校から「ホームレス」についての授業の依頼をいただくたび、できる限り受けるようにしてきました。子どもたちが、ホームレスや貧困の問題に触れることは大切です。子どもたちの未来は決して易しくありません。また、子どもによるホームレス襲撃事件の問題もあります。また、現在、子ども自身が苦しみ悩んでいることに対して「助けてと言って良いんだ」と伝えたいという思いがあるからでした。

しかし私は冬の寒さも、ひもじさも知りません。野宿をしたことが無いからです。子どもたちに本当に大切なことを伝えるためには私のことばだけでは足りないと思いました。

一座の目的は、子どもたちに次のことを伝えることです。

「人生には思いもよらないことがある。家が無くなることもある。家族を失うことさえある。無視されることもある。孤独な日もある。いじめられ、襲撃されることもある。お腹が減ってどうしようもない日、寒くて眠れない夜。そんな日はある。もう死んでしまおうと思う日さえある。おじさんたちは、そんな日を過ごしてきました。でも、子どもたちよ、そんな時は『助けて』と言って良いんだよ。そうすれば新しい出会いがきっとあるよ。死んではいけない。生きてさえいればきっと笑える日が来る。そのことを伝えに来たんだ。だから、死なないで。生きて笑おう」。

「当事者」が語ることばにこそ力があると思います。子どもが、ある日突然「助けて」も言わず死んでいくような社会がこれ以上続いてはいけません。子どもたちに「生きろ!」と腹の底から伝えることができるのは私ではなく、まさに死線を越えてきた先輩方だと思うのです。


座長 奥田知志

生笑一座実行委員会

ikiwaraichiza@gmail.com

〒805-0027 福岡県北九州市八幡東区東鉄町7-11

TEL 093-883-7708(抱樸館北九州 内)

FAX 093-883-7705