IAA-APRC 2026
WORKSHOP
2026年 10月 2-3日, 大館
WORKSHOP
2026年 10月 2-3日, 大館
Welcome to the IAA-APRC Workshop 2026 in Ōdate
大館市民の皆様,ならびに参加者の皆様へ
Internationnal Association of Astacology Asia-Pacific Regional Chapter の第1回ワークショップにご参加いただく皆様を,心より歓迎申し上げます。本ワークショップは,2026年6月に支部の 設立が正式に承認されて以降,初めて開催される公式行事であり,非常に意義深いものです。
日本唯一の在来ザリガニであるニホンザリガニ(Cambaroides japonicus)の重要な生息地で ある秋田県大館市において,本ワークショップを開催できますことを大変うれしく思います。 大館市では長年にわたり,ニホンザリガニとその生息地を保全するため,生息地の復元,飼育下繁殖,分布調査,環境管理など,さまざまな取り組みを継続してきました。これらの取り組みは,ニホンザリガニの保全のみならず,地域の淡水生態系と生物多様性を次世代へ継承するうえでも,大きく貢献しています。
このような重要な保全の現場で本ワークショップを開催できるよう,多大なるご支援を賜り ました大館市,大館市教育委員会をはじめとする関係者の皆様,ならびに地域住民の皆様に, 心より御礼申し上げます。
本ワークショップが,アジア・太平洋地域の研究者,行政関係者,保全実務者,地域社会の皆様にとって,知識と経験を共有し,ザリガニ研究および保全の今後の方向性について議論する 有意義な機会となることを願っております。また,この集いが地域や国の垣根を越えた継続的な協力へとつながり,IAA-APRCがアジア・太平洋地域を代表する淡水ザリガニ研究・保全ネットワークへと発展していくための重要な一歩となることを期待しております。
皆様のご参加とご協力に,改めて心より感謝申し上げます。大館で有意義かつ実りある時間を お過ごしください。
咸 成南 (Seong-Nam Ham)
Asia-Pacific Regional Chapter 支部長
大館市は秋田県北部に位置し,北側で青森県と接しています。市内には米代川が 流れ,周囲には山々と豊かな自然が広がっています。また,大館市は古くから 北東北の各地域を結ぶ重要な交通の要衝として発展してきました。
大館市は,米代川中流域の大館盆地に位置しています。森林に覆われた山々に 囲まれ,多くの渓流や湧水に恵まれており,多様な淡水生態系および陸域生態系が育まれています。
大館市は,日本唯一の在来ザリガニであるニホンザリガニ(Cambaroides japonicus)の保全においても重要な地域です。市内の一部は本種の分布南限地 として知られ,1934年に国の天然記念物に指定されました。
ニホンザリガニは,生息環境の悪化,水質の低下,採集,外来ザリガニが媒介するザリガニペストなどの脅威にさらされています。
そのため,大館市では2017年から,分布調査,生息地の再生,飼育下繁殖を はじめとする各種保全事業に取り組んでいます。