趣旨:2016年にリリースされた「ポケモンGO」に象徴されるように、GPSやARなどのテクノロジーを前提としたデジタルゲームによって、バーチャル空間と密接に結びついたツーリズムが生じるようになっている。今回は「デジタルゲームが生成する空間」と「ツーリズムが生成する空間」が重なり合うところを考察の俎上に載せ、『デジタル記号論――「視覚に従属する触覚」がひきよせるリアリティ』(新曜社、2019)の著者である、記号論・メディア論・映像論を専門とされている松本健太郎氏に、シミュレーション文化の現代的様態について論じていただく。[共催:科研費基盤研究(B) 「観光学3.0へ向けたツーリズム・モビリティの再考」]研究発表:松本健太郎(二松學舍大学文学部)
コメンテーター:神田孝治(立命館大学文学部)、遠藤英樹(立命館大学文学部)司会:山本理佳(立命館大学文学部)
開催方法:Zoomを利用したオンライン
参加者:41名