人文地理学会観光空間研究部会

観光空間研究部会

人文地理学会

研究部会のお知らせ

第14回　2026年1月31日（土）14:00ー15:30　【対面・オンライン併用のハイフレックス形式】

歴史的建造物の再生とツーリズムジェントリフィケーション

趣旨：

歴史的建造物や空き家・空き店舗等の遊休不動産が、観光関連施設として再利用されている。このような活動は、インナーシティなど衰退した地域の再生の方策になりつつも、ツーリズムジェントリフィケーションを発現させ、立ち退きを生み出すことがある。立ち退きには、住民の立退き、商業の立退き、居場所の立退きなどがあり、観光関連施設への投資が活発になることで、不動産価格の高騰も誘発する。その一方で、過疎地域では古民家が宿泊施設として再利用され、その周辺に飲食店や小売店が集積する「分散型宿泊施設」の活動が「観光まちづくり」に結びついてる。第14回の観光空間研究部会では、このような観光による地域の再生とその弊害について、『歴史的建造物の再生とツーリズムジェントリフィケーション』（古今書院、2025)を著した池田千恵子氏にご報告いただく。

研究発表：池田千恵子（大阪公立大学）

コメンテーター：間中光（追手門学院大学）司会：谷崎友紀（京都文教大学）
日時：2026年1月31日（土）14:00ー15:30 開催：対面・オンライン併用のハイフレックス形式会場：大阪公立大学・梅田サテライトキャンパス　6階　104教室
（大阪市北区梅田1-2-2-600大阪駅前第２ビル6階）会場へのアクセス：https://www.omu.ac.jp/about/campus/umeda/・JR東西線「北新地駅」下車、徒歩約1分（東改札口直結）・JR大阪環状線、東海道線「大阪駅」下車、徒歩約10分・Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」下車、徒歩約5分
オンライン参加申込（対面参加は申込不要）：
オンラインでの参加を希望される方は、以下のフォームに1/29(木)までにご記入下さい。
1/30(金)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/tqbyqR1YUyHJwSkP9

第13回　2025年12月21日（日）14:00～16:30　【オンライン部会(zoom）】※終了しました。

モビリティーズ研究の可能性と困難を考える

趣旨：

21世紀を生きる私たちの日常は、人やモノ、情報、資本、イメージなどのさまざまな移動――物質的なものから想像的なものまで、マクロな動きからミクロな動きまで――に取り囲まれている。もはやモビリティーズのシステムや想像力を切り離して日々の生活を考えることは難しい。こうしたダイナミックな社会状況を、どのように調査し、考えることができるだろうか。第13回観光空間研究部会では、2025年7月に刊行された『モビリティーズ研究のはじめかた――移動する人びとから社会を考える』（明石書店）の執筆者にご登壇いただき、観光研究においてモビリティーズを捉え、分析する際の可能性や困難、具体的な調査の手法について議論する。ジョン・アーリらによる「移動論的転回」の提唱から20年以上経ち、日本でもますますモビリティーズ研究の広がりが期待されるなか、観光に関してどのような研究・教育・実践の可能性があるのかを検討したい。

趣旨説明：伊藤将人（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター）

　『モビリティーズ研究のはじめかた』と観光研究報告① 吉沢直（北海道大学）地球環境への配慮による観光移動の改善――フランスの環境都市におけるエスノグラフィ報告② 住吉康大（東京大学）日記帳はいかに旅を描き出すのか？――批判的振り返りとモバイルメソッドの再考報告③ 安ウンビョル（東京大学）研究対象／研究方法としての「乗る」――外国人ツーリスト-乗客のモバイル・エスノグラフィーから考えるモビリティーズ研究の「動き」
コメンテーター：遠藤英樹（立命館大学）、石野隆美（北海道大学）司会：神田孝治
日時：2025年12月21日(日）14:00～16:30開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに12/19(金)までにご記入下さい。
12/20(土)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/QxBuUbJ77LWyXwPv9
※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。
※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第12回　2025年11月16日（日）16:40～18:10　【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

子どもの教育と母のモビリティ―――グローバルノース諸国における韓人女性移住者の事例から

趣旨：

グローバル時代における韓国の経済成長は、国際的な教育経験と英語力が重要な社会資源になることを人々に認識させ、教育目的の国際人口移動を多様化させた。高等教育機関への留学生はもちろん、未成年の生徒による長期・短期の早期留学も増加しつつあり、また子どもの留学を可能にするための母親の同伴移住も多くみられるようになった。ここでの母の移住は、グローバルスケールで展開されるモバイルなケア労働の新形態と理解することができる一方で、ロングステイ・ツーリズムの側面も併せ持ち、複雑な様相を呈している。このような現象について、第12回観光空間研究部会では、トランスナショナルな移住に関する研究を進めている申知燕氏をお招きし、女性の国際移住にみられるモビリティーズの在り様についてご報告いただく。

研究発表：申知燕（お茶の水女子大学）

コメンテーター：小野真由美（立命館大学）司会：神田孝治（立命館大学）
日時：2025年11月16日(日）16:40-18:10会場：同志社女子大学　今出川キャンパス（京都市上京区今出川通寺町西入）楽真館２階R206※会場へのアクセス：https://www.dwc.doshisha.ac.jp/access※会場案内：上記URL「校舎の位置はこちら」をご参照ください。
参加申込：人文地理学会大会への参加登録をお願いします。詳細はこちら（人文地理学会大会のプログラムはこちら）。
皆様、ふるってご参加下さい。

第11回　2025年7月12日（土）14:00ー16:30　【対面・オンライン併用のハイフレックス形式】※終了しました。

ソウル市鐘路区におけるツーリズムジェントリフィケーション

趣旨：

築50年を超える住宅が多く残っているソウル市鍾路区では、北村や西村において伝統的建物の修復と伝統的様式の建物の新築への補助を行うとともに、城壁近くにある梨花洞では壁画の制作という公共芸術事業により環境改善を実施してきた。その結果、当該地域に多くの観光客が訪れるようになり、地域住民の立ち退きが生じている。第11回の観光空間研究部会では、こうしたツーリズムジェントリフィケーションの状況について、ジェントリフィケーションに関する研究を国内外で進められてきた藤塚吉浩氏にご報告いただく。

研究発表：藤塚吉浩（大阪公立大学）

コメンテーター：金容珉（ソウル特別市庁）司会：池田千恵子（大阪公立大学）
日時：2025年07月12日(土）14:00-16:30開催：対面・オンライン併用のハイフレックス形式会場：大阪公立大学・梅田サテライトキャンパス　6階　105教室
（大阪市北区梅田1-2-2-600大阪駅前第２ビル6階）会場へのアクセス：https://www.omu.ac.jp/about/campus/umeda/・JR東西線「北新地駅」下車、徒歩約1分（東改札口直結）・JR大阪環状線、東海道線「大阪駅」下車、徒歩約10分・Osaka Metro四つ橋線「西梅田駅」下車、徒歩約5分
オンライン参加申込（対面参加は申込不要）：
オンラインでの参加を希望される方は、以下のフォームに7/10(木)までにご記入下さい。
7/11(金)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/a7pgixFvHpiXAZfx7

第10回　2025年5月31日（土）14:00ー16:30　【対面開催】※終了しました。

「遠くからやって来た人々」による可変的・即興的な自治空間の形成―――プロテスト・キャンプとしての高山建築学校をモビリティの視点から読み解く

趣旨：

現代の観光空間研究の軸にあるモビリティの視点は、様々な現象の分析に広く適用されており、社会運動とその拠点形成を紐解く際にも有用なものとなっている。第10回観光空間研究部会では、社会運動を政治的主張・提言としてだけでなく、多様な人々の共在・自治を行う空間として、斬新な視点からとらえる富永京子氏をお迎えし、本部会における議論を深めたい。富永氏は、運動実践者らが長短距離の移動を経て特定地域に集まり、その場の参加者の属性や背景に合わせ、時にDIYやセルフビルドを用いて可変的かつ即興的に空間を編成している点に着目する。具体的に本発表では、建築従事者らが飛騨高山に集結し、10日間の共同生活を行うプロテスト・キャンプ「高山建築学校」を対象に、空間の形成・介入を通じた自治を検討するとともに、観光研究との接合可能性について議論する。

研究発表：富永京子（立命館大学）

コメンテーター：遠藤理一（和歌山大学）司会：山本理佳（立命館大学）
日時：2025年05月31日(土）14:00-16:30会場：立命館・京町家キャンパス（京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町３９１−１）（駐車・駐輪スペースはありません。）会場へのアクセス：阪急京都線烏丸駅・京都市営地下鉄烏丸線四条駅から徒歩5分　https://maps.app.goo.gl/nFxCBSYnjSjqMZLD8
参加申込（先着30名程度）：会場準備の関係上，申し込みフォームから事前にお申込みください。〆切は5月16日（金）です。【申込フォーム：https://forms.gle/ekFsBCFBqMby6iip8　】

第9回　2024年11月24日（日）15:15ー16:45　【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

ツーリストの旅行経験に関する考察―――美的なまなざしが及ぼす地理的想像力と倫理観の形成を中心に

趣旨：

ツーリズムとは、旅する主体であるツーリストが、空想や夢想を通して非日常・異日常だとイメージした空間に対してまなざしを向ける行為であり、常に美的要素が伴っている。例えば、エキゾチックな遠い場所は今も昔もロマンチックに賞賛され続けていることを考えると、ツーリストの地理的想像力に美が大きく関わっていることが理解できる。さらにツーリストの美的な地理的想像力は、異文化に対する美的な解釈や倫理観形成にも関わっている。このような観点から薬師寺浩之氏は、これまでの観光研究で見過ごされがちであった、ツーリストの旅行経験における美の問題に関心を寄せている。第９回観光空間研究部会では、こうした研究をすすめている薬師寺氏のお話を伺いながら、ツーリストの旅行経験について考えてみたい。

研究発表：薬師寺浩之（奈良県立大学）

コメンテーター：間中光（追手門学院大学）司会：池田千恵子（大阪公立大学）
日時：2024年11月24日(日）15:15-16:45会場：近畿大学　東大阪キャンパス（大阪府東大阪市小若江3-4-1）3 号館4 階3-403※会場へのアクセス：https://www.kindai.ac.jp/access/※会場案内：https://www.kindai.ac.jp/about-kindai/campus-guide/higashi-osaka/
参加申込：人文地理学会大会への参加登録をお願いします。詳細はこちら（人文地理学会大会のプログラムはこちら）。
皆様、ふるってご参加下さい。

第8回　2024年8月4日（日）14:00ー16:30　【オンライン部会（zoom）】 ※終了しました。

旅と暮らしの「汽水域」にて―――定額住み放題サービス利用者たちの半年間を追う

趣旨：

　人・モノ・情報のモビリティが高まる現在、観光と移住という、かつては別個に捉えられてきた移動の在り方の区別が、曖昧になりつつある。日本でも、「多拠点生活」「アドレスホッパー」などの呼称で、働きながら旅をするように暮らすというライフスタイルに注目が集まり、地方創生や関係人口創出の観点からも話題になった。
　第8回観光空間研究部会では、現代人の多拠点居住、脱定住化の実態をつぶさに捉え続ける住吉康大氏をお招きし、上述の背景の中で生じている旅と暮らしの「汽水域」のあり方についてご提示いただきつつ、議論することとする。具体的に、月額一定料金で全国各地の宿泊施設を利用できる「定額住み放題サービス」の利用者を、同氏が半年間追跡した調査結果をもとに、「汽水域」が生まれていく詳細な過程をご報告頂く。彼ら／彼女らはなぜそこに惹きつけられたのか、また移動の途上でどのような経験をしたのか、そして場所や移動に関する認識をいかに変化させたのか。「汽水域」をこうした様々な論点からとらえ、議論を展開していきたい。

研究発表：住吉康大（東京大学）

　コメンテーター：鍋倉咲希（立教大学）
　司会：山本理佳（立命館大学）
開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに8/2(金)までにご記入下さい。
8/3(土)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/TgXRq4NgWZ4Ccz4d9
※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。
※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第7回　2024年6月9日（日）14:00ー16:30　【オンライン部会（zoom）】※終了しました。

スマートツーリズムと観光行動―――スマートな環境と観光者の選択をめぐって

趣旨：

Society 5.0へと社会が進む今日、AIやビッグデータを活用したサービスは、観光者の情報収集・移動・商品購入など、さまざまな局面で観光行動に介入するようになっている。澁谷和樹氏はこのようなスマートな環境下での観光者の行動選択の特性について、デジタルサービスの性質に注目しながら研究を進めている。第7回観光空間研究部会では、かかる探究を行なっている澁谷氏に、デジタルサービスと人々の選択に関する理論的な議論や、観光情報推薦技術の動向、そしてこうしたサービス・技術を用いた観光者の行動事例を取り上げつつ、スマートツーリズムでの観光行動の特性について論じていただく。

研究発表：澁谷和樹（常葉大学）

コメンテーター：佐野　楓（和歌山大学）司会：神田孝治（立命館大学）
開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに6/7(金)までにご記入下さい。
6/8(土)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。https://forms.gle/7W6Tvrwpee298E1z6※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。 ※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第6回　2023年11月25日（土）10:30ー12:00　【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

日本におけるツーリズムジェントリフィケーションの動向―――COVID‐19による影響を踏まえて

趣旨：

デジタル・プラットフォームの発達を背景として、ホテル用地を確保することが難しい場所でも、迅速かつ柔軟に民泊が増加している。池田千恵子氏は、このようなツーリティフィケーションのプロセスを経て、ツーリズムジェントリフィケーションが発現し、賃料の上昇や低所得者層の立ち退きが生じている状況に注目している。第6回観光空間研究部会では、かかる関心から日本各地のツーリズムジェントリフィケーションを精力的に調査研究している池田氏のお話を伺いながら、観光需要が地域に及ぼす影響について考える。

研究発表：池田千恵子（芸術文化観光専門職大学）

コメンテーター：原口　剛（神戸大学）司会：神田孝治（立命館大学）
日時：2023年11月25日(土）10:30-12:00会場：法政大学　市ケ谷キャンパス（東京都千代田区富士見2-17-1）大内山校舎8階Y804会場へのアクセス：https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/会場案内：https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/gaiyo/map/
参加申込：人文地理学会大会への参加登録をお願いします。詳細はこちら（人文地理学会大会のプログラムはこちら）。
皆様、ふるってご参加下さい。

第5回　2023年8月5日（土）14:00ー16:30　【オンライン部会（zoom）】※終了しました。

観光都市・京都における都市開発と観光空間再編の多元的連関

趣旨：

日常が息づく生活空間と非日常が溢れる観光空間。地域コミュニティの基盤となるローカルな公共空間とナショナル／グローバルな資本の論理の下で絶えず更新される私的空間。これらの異質な空間は単に密に隣り合うだけでなく、一方向的に、すなわち生活空間が観光空間へと、公共空間が私的空間へと急速に改変されつつある。松尾卓磨氏は、こうした様相を近年の京都における各地の事例から見出している。第5回観光空間研究部会では、かかる状況を捉える松尾氏に、観光都市・京都の都市開発と観光空間再編の動向について、ホテル開発や不動産取引の動向を踏まえつつその背後にあるポリティクスに注目して論じていただく。

研究発表：松尾卓磨（立命館大学）

コメンテーター：中井治郎（文教大学）、池田千恵子（芸術文化観光専門職大学)司会：薬師寺浩之（奈良県立大学）
開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに8/3(木)までにご記入下さい。
8/4(金)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。https://forms.gle/RxmbL1LnHR6A5jhY6※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。 ※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第4回　2023年7月29日（土）14:00ー16:30　【オンライン部会（zoom）】※終了しました。

遺跡から「聖地」へ―――グローバル化を生きる仏教聖地

趣旨：

今日、観光空間としての「聖地」は、宗教的聖地のみならずコンテンツツーリズムにおける聖地など、多様な形で出現している。こうした変転激しい現代の聖地を、宗教的聖地の現代的態様から改めて問い直すことを第4回観光空間研究部会のテーマとする。グローバル社会において、インド・ブッダガヤという宗教的聖地が蘇生・再構築される過程を詳細にとらえた『遺跡から「聖地」へ――グローバル化を生きる仏教聖地』（法蔵館、2018年）の著者である前島訓子氏に、動態的・多角的視点から聖地について論じていただきつつ、これを中心に活発な議論を交わしていきたい。

研究発表：前島訓子（愛知淑徳大学）

コメンテーター：森本泉（明治学院大学）司会：山本理佳（立命館大学）
開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに7/27(木)までにご記入下さい。
7/29(金)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。https://forms.gle/YX3Wht6iTpPkngPK8※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。 ※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第3回　2022年11月20日（日）15:00ー16:30　【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

社会問題化される観光―――過剰、消失、そして復活をめぐって

趣旨：

新型コロナウイルス感染症、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、現代社会は多様なグローバル・リスクにさらされている時代である。それとともに、社会のUncertainty（不確実性）やComplexity（複雑性）は、その深度を一層増しつつある。このことをふまえて、観光研究は現代における「空間・文化・社会」を捉えていくうえで、どのような意義を担っているのか（担っていくべきなのか）。このことについて、『パンクする京都——オーバーツーリズムと戦う観光都市』（星海社、2019）や『観光は滅びない——99.9%減からの復活が京都から始まる』（星海社、2020）の著者として知られる観光社会学者・中井治郎氏のお話を伺いながら考えていきたい。

研究発表：中井治郎（龍谷大学）

コメンテーター：遠藤英樹（立命館大学文学部）司会：神田孝治（立命館大学文学部）
日時：2022年11月20日(日）15:00-16:30会場：佛教大学　紫野キャンパス（京都市北区紫野北花ノ坊町96）1号館4階　1-415会場へのアクセス：https://www.bukkyo-u.ac.jp/about/access/murasakino/会場案内図：https://www.bukkyo-u.ac.jp/about/access/murasakino/map.html
参加申込：人文地理学会大会への参加登録をお願いします。詳細はこちら（人文地理学会大会のプログラムはこちら）。
皆様、ふるってご参加下さい。

第2回　2022年7月31日（日）14:30ー17:00　【オンライン部会（zoom）】※終了しました。

バーチャル空間とツーリズム―――位置情報ゲームから考える「シミュレーション文化」の拡張

趣旨：

2016年にリリースされた「ポケモンGO」に象徴されるように、GPSやARなどのテクノロジーを前提としたデジタルゲームによって、バーチャル空間と密接に結びついたツーリズムが生じるようになっている。今回は「デジタルゲームが生成する空間」と「ツーリズムが生成する空間」が重なり合うところを考察の俎上に載せ、『デジタル記号論――「視覚に従属する触覚」がひきよせるリアリティ』（新曜社、2019）の著者である、記号論・メディア論・映像論を専門とされている松本健太郎氏に、シミュレーション文化の現代的様態について論じていただく。[共催：科研費基盤研究(B) 「観光学3.0へ向けたツーリズム・モビリティの再考」]

研究発表：松本健太郎（二松學舍大学文学部）

コメンテーター：神田孝治（立命館大学文学部）、遠藤英樹（立命館大学文学部）司会：山本理佳（立命館大学文学部）
開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。
参加を希望される方は、以下のフォームに7/29(金)までにご記入下さい。
7/30(土)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。https://forms.gle/mbPbJKV4775XrWMk9※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。 ※お申し込みを頂いたにもかかわらず、前日までに届かない場合は、お問合せ先にご連絡下さい。
（迷惑メールと判断される場合があります、迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。）

第1回　2022年6月12日（日）14:00ー17:00　【オンライン部会（zoom）】※終了しました。

空間から問う観光学の探究―――観光空間研究部会の目的とあり方について

趣旨：

観光空間研究部会の第1回部会として、本研究部会の目的とあり方について論じると共に、それに関して参加者と議論する。その際に、本研究部会メンバーが関わって出版された神田孝治・森本泉・山本理佳編『現代観光地理学への誘い―観光地を読み解く視座と実践』（ナカニシヤ出版、2021）を取り上げ、そこで紹介された研究や今後の課題を示すなかで、空間から問う観光学の探究について考える。

発表：

現代の観光地理学と空間への問い　　　　　　神田孝治（立命館大学文学部）
グローバル化する観光と空間の再編　　　　　森本泉（明治学院大学国際学部）
ヘリテージをめぐる観光空間へのアプローチ　山本理佳（立命館大学文学部）

コメンテーター：遠藤英樹（立命館大学文学部）、吉田道代（和歌山大学観光学部）司会：薬師寺浩之（奈良県立大学地域創造学部）

開催方法：Zoomを利用したオンライン
参加申込：どなたでも（人文地理学会の会員以外でも）事前申し込みによりご参加いただけます。参加を希望される方は、以下のフォームに6/10(金)までにご記入下さい。6/11(土)に参加に必要な情報ををお知らせいたします。https://forms.gle/wP9qycY7H12MVbGz5※参加可能人数を超過した場合は、先着順とさせていただきます。

お問い合わせ

観光空間研究部会メール：humangeo.kankou[at]gmail.com※[at]は@に置き換えてください。

Page updated

Google Sites

Report abuse

観光空間研究部会

第14回 2026年1月31日（土）14:00ー15:30 【対面・オンライン併用のハイフレックス形式】

趣旨：

研究発表：池田千恵子（大阪公立大学）

第13回 2025年12月21日（日）14:00～16:30 【オンライン部会(zoom）】※終了しました。

趣旨：

趣旨説明：伊藤将人（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター）

第12回 2025年11月16日（日）16:40～18:10 【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

趣旨：

研究発表：申 知燕（お茶の水女子大学）

第11回 2025年7月12日（土）14:00ー16:30 【対面・オンライン併用のハイフレックス形式】※終了しました。

趣旨：

研究発表：藤塚吉浩（大阪公立大学）

第10回 2025年5月31日（土）14:00ー16:30 【対面開催】※終了しました。

趣旨：

研究発表：富永 京子（立命館大学）

第9回 2024年11月24日（日）15:15ー16:45 【人文地理学会・部会アワーでの対面開催】※終了しました。

趣旨：

研究発表：薬師寺 浩之（奈良県立大学）

第8回 2024年8月4日（日）14:00ー16:30 【オンライン部会（zoom）】 ※終了しました。