山岳に抱かれて
- 麓から山頂へ 三領域おける山小屋設計 -
鹿糠 空 2022
山岳に抱かれて
- 麓から山頂へ 三領域おける山小屋設計 -
鹿糠 空 2022
元来、富士山は麓から登ることに意味があった。裾野から、山腹へ、そして山頂へと一歩一歩踏みしめることで、日本一の「御山」の大きさを身をもって体感する。天に近づくにつれ刻々と遷移していく自然の生態系や非日常的な眺望の変化に霊峰の偉大な姿を実感できる。
富士山は、日本の最高峰という強い印象を与える故に、そこにどんな空間が広がっているのか知られていない。この4年登り続けて見つけた魅力をこの建築を通して多くの人に伝えたい。
胎内樹形ヒュッテ
三軒茶屋ヒュッテ
岩脈ヒュッテ