ヒトクチグンマ
- 駅弁をもっと気軽に -
木内 紀子 2019
ヒトクチグンマ
- 駅弁をもっと気軽に -
木内 紀子 2019
駅弁は今でも旅のお供に欠かせないものですが、コンビニとの競争や、駅弁業者の減少、列車の高速化などにより衰退しているのが現実です。そこで私はこの駅弁の問題と生まれ育った地元である群馬県のPRを合わせて“もっと気軽に買えて、群馬をアピールできる駅弁”をコンセプトに新たな駅弁の形を考えていきました。外側のパッケージでは豊かな自然の中でのびのびと育つ食材の写真、見て楽しむ産地の情報、食材のストーリーを載せ群馬をアピールします。地元の食材を味わいながら視覚でも群馬県に親しんでもらえるような仕掛けになっています。また、駅弁の問題点であったコンビニとの競争は、“コンビニ+α”の考え方で共存していきます。従来の駅弁のボリュームのあるイメージを変え、ユーザーの状況に合わせてカスタマイズできる、“ちょっと食べてみたい”気持ちから気軽に手に取れる駅弁にしました。