SDGs に関連した地域課題解決デザインの提案
堀之内 葵乃 2022
SDGs に関連した地域課題解決デザインの提案
堀之内 葵乃 2022
この研究を卒論のテーマに挙げた理由は、世の中がSDGsに取り組む中で、私自身も課題になっている問題に向き合い解決したいと考えたからである。身近な観点から、街中で自動販売機横の隣にあるペットボトルや缶を入れるごみ箱が溢れかえり、ごみが散乱している様子を見かけたことで、課題を解決するデザインを提案したいと考えた。ごみ問題は目標11「住み続けられるまちづくり」にも結びつくと考えられ、ごみのポイ捨ての改善につながることが目的である。ごみ箱付近や蓋の上に置かれてしまったペットボトルなどは、風でさらに散乱し、街の汚れに繋がる。実際に赤羽駅西口にある喫煙スペース横には多くの飲み物のごみが積んである様子が見られる。これが当たり前になってしまえばポイ捨てしやすい環境になっているのが明らかである。ごみを捨てたくなるような要素を含むリサイクルボックスを製作し、どの要素が実際に捨てる行動に繋がるのかを実験を行う。また、国内と海外でのごみ事情やごみに対する意識についても比較し、ポイ捨て防止に繋がる提案を提示していきたい。
赤羽駅の実験
アルバニアの現状