大田区の職人と子どもをつなぐ地域の居場所
石戸 清美 2020
大田区の職人と子どもをつなぐ地域の居場所
石戸 清美 2020
国内トップの工場数を誇る大田区は、高い技術力で日本を支えて来た。しかし、近所の工場同士で部品を一つずつ担当して製品を完成させる「仲間回し」の衰退が進み、工場と地域の繋がりは希薄化している。また、子どもたちや地域の人々が工場やものづくりについて知る機会が減り、後継者不足による工場数の減少などを引き起こしている。そこで工場と地域、職人と子どもが日常的にお互いを知ることができる、食と展示の空間と、交流を促すためのインテリアを提案する。