あなたは色の見え方が多様であることをご存知でしょうか。世の中には「色弱者」と呼ばれる少数派の色覚型を持つ人が存在します。今日の日本では自分が「色弱者」だと自覚がない人の急増、また色の見え方が多様であることの認知不足によって問題が浮上しています。この問題を改善するため、どちらかの色覚型に優劣をつけるのではなく、異なる色覚型の力を発揮しながら協力して読み進めることで色覚型の「相互理解」と自分の色覚型は何なのか「自覚」を促す参加型絵本をつくりました。