2020年1月12日
2020年1月12日
県立図書館 ブックリスト
県立図書館 ブックリスト
アメラジアン/宮城 アンナ メイ
「アメリカ生まれ沖縄育ちのアメラジアンの”普通”とはちょっと変わった人生 」
「ハーフ」「ダブル」「アメラジアン」など、私たちは日本でいろいろな呼び名がありますが、あなたはどちらが正しい呼び名だと思いますか?飲酒運転・障がい者/宮城 恵輔
「飲酒運転の末の…」
1984年に、両親、兄のいる家に五体満足でなに不自由ない形で生まれてきました。小中高、専門学校と普通に学校も行き、私がバイトしていた居酒屋で再開した中学の同級生と結婚、娘にも恵まれ人生を何事も無く謳歌するはずでした…そう、あの時までは…割と順風満帆に人生を歩んできて、調子に乗っていたのかもしれません。私は、21歳の時に飲酒運転をして自損事故を起こしました。その結果、身体に障害が残り何不自由無く過ごしていた生活が一変したのです。ゲイ/平良 亮太
「みんなちがって、みんないいってどういう意味?」
最近、LGBTQやセクシュアル・マイノリティという言葉を耳にする機会が増えてきました。私はゲイであることを公言し、多くの人と生の多様性について一緒に考える場を作ってきました。その中でよく聞くのが「LGBTQの人たち」は「いてもいいと思います」という言葉。私はその言葉に違和感を持っています。本当の意味での。みんなちがって、みんないいとはどういうことなんだろう、そんなことをお話しします。シングルマザー・うつ病/知念 みゆき
「シングルマザーで、うつです」
シングルマザーって大変!というのはあまり感じていません。うつ病はシンドかったぁ。どちらもネットのトピックに上がるような劇的な体験はしてないけど、イメージで話されることとのギャップ、6年間経験したシンブルマザー・うつについて、わたしと子ども、周りの人との環境で起きたことをお話させていただきます。アルコール依存症/大城 昇吾
「1人じゃないってこと」
17歳くらいの頃にお酒を飲み始めたのがきっかけでした。仕事の付き合いで初めは嫌々飲んでいたのですが、それを続けていると毎日仕事終わりに飲むのが習慣となり、徐々に仕事にも影響が出始め、気がつくと自身のコントロールさえ出来なくなっていました。その後、アルコール依存症と診断され、精神病院の入退院を繰り返し、依存症回復施設に繋がった時、私にとって大きな支えができました。共に病気に苦しむ仲間との出会い、共感、そして私にとって何よりも大きかったのは病気に苦しんでいるのは私1人じゃないって事でした。アルコール依存症になった事、飲まない「新しい生き方」を始める事、依存症当事者である私の話をきっかけに、アルコール依存症という病気の事を知って頂けたら嬉しいです。不登校/国吉 真奈
「人生はガタゴト道 ~不登校で見えたこと~」
人生はガタゴト道だよね。だって辛いことがあってからの幸せだもん。私はちょっと大人っぽくってみんなの話にはついていけないし勉強とかわからない事いっぱいあるけど、みんなに助けてもらっている事には感謝している。私がいじめられた時、すぐに助けてくれる人がいた。それ以外の事でも助けてもらっている。あの時「助けて!!」って言えなかったら、今ここにいなかったかもしれない。助けって言ってもいいんだよ、きっと助けてくれるはずだから。薬物依存症/星 太郎
「"普通"の薬物依存症」
普通の家庭に生まれ、普通に義務教育を受け、高校や大学、そして社会人として普通に生活を送っていた私は14歳から約20年間薬物を使用していました。化学物質過敏症/上岡 みやえ
「生きていける場所がなくなっていく病」
「 生きていける場所がなくなっていく病」 があるのをご存知ですか? この病にかかると学校や職場に行けなくなり、 乗り物に乗れなくなり、 悪化すると 友人を失い、 家族にさえ近寄れなくなります。 最悪の場合、住める家さえなくなってしまいます。この病にかかると独りぼっちになります。この病にかかった人を救えるのは、 まわりにいる人たちの「愛」だけです。 私も、「愛」に救われた一人です。会社員/宮城 達也
「仕事のストレスが原因で死にかけた男 」
今から2年前、職員400人規模の法人の管理職へ昇進以前からの課題である、人材育成や離職率の問題、事業運営等で悩み上司に相談するが解答はでず任せっきり。失敗するれば指導される。周りには相談相手がいなく苦しむ日々。家に帰れば育児や家事に追われる。仕事のストレスや家庭でのストレスがたまり妻や子供に怒鳴り散らす毎日。夫婦喧嘩が続き家庭崩壊寸前。精神的に不安定な状態の中、研修や出張、講話などが続き体調を崩しはじめるが休む事ができず数ヶ月仕事を続けるが、ここから生死をさまよう1週間が始まる…「今すぐ手足の切断をしないと生命に関わります…」「今日が山場ですので、親族や知人に連絡をして最後に顔を見に来て下さい…」脳出血片麻痺 /小林 きょうこ
「障害者のけんざいとせんざい意識 」
あれ?靴下を履くのが下手になった。 太ってお腹がつかえるのかな、、 あれ?舌で歯の向こう側に届かない。 老化かな、、 あれ?手の小指側がしびれる。エンパス /marico
「生まれながらにして共感力が人一倍強い・エンパス」
エンパスという特性をご存知ですか?よくよく聞いてみると、あ…私もエンパスかも…と思う方も多いと思います。エンパスの人は、その共感力の強さから人間関係に疲れがち。しかし、自分がエンパスであると自覚し、エンパスに対する理解が深まると、生き方がガラリと変わります。そして共感力が高いからこそ誰かに優しく寄り添えることも。誰しも一つくらい人と違う特性を持ち合わせています。それが目に見えないだけで、認知されていないだけで、人知れず傷つくことも生きづらさを感じることもないと思うのです。