本を借りるように、誰かの30分を借りて、その人の価値観・人生観と出会う場です。
「LGBT」「障がい者」「認知症」などなどメディアやテキストで見たり聞いたことある言葉のイメージではなく、目の前にいる人から感じ取って欲しい。
社会の誰もが様々な物語を抱えており、人間はふかくて、ひろくて、あつい生き物だと感じさせてくれます。
誰もが本になり、読者になり、個というものを尊重し楽しめる社会を信じて、活動しています。
本を借りるように、誰かの30分を借りて、その人の価値観・人生観と出会う場です。
「LGBT」「障がい者」「認知症」などなどメディアやテキストで見たり聞いたことある言葉のイメージではなく、目の前にいる人から感じ取って欲しい。
社会の誰もが様々な物語を抱えており、人間はふかくて、ひろくて、あつい生き物だと感じさせてくれます。
誰もが本になり、読者になり、個というものを尊重し楽しめる社会を信じて、活動しています。
これまでのブックリスト
うつ病
「-心理学を学んだ自分が、え?うつ病?-
心の扉を開いたら…」
うつ病は今まで当たり前だった普通の生活が送れなくなる病だということをご存知でしたか?もし自分が、家族が、友人が、職場の人がうつ病になったら…?
自分は関係ないと思っていても、誰しもがうつ病になる可能性はあります。
私がうつ病と向き合えたのは、家族の存在、そしてうつ病になっても変わらなかった周りの支えでした。
「甘え」「気の緩み」「怠け」と言われることもある病ですが、経験したことのある本人にしか分からない辛さがたくさんあります。
進学や就職、結婚、子育て、日々変化する生活の中に潜む「うつ病」とどう向き合うか一緒に考えましょう。
アルコール依存症
「治したいもの、でも一人では治せないもの」
「自分の意志が弱いだけだ。」「自分から逃げているだけでしょ。」周りからはこういわれます。周りが責めるから、アルコールしか、頼れるものがない。家族からも見放されるから、アルコールという手段でしか、現実を忘れることができない。
誰にだって、心のよりどころはあります。その中で、私がよりどころにしたのが、依存症を引き起こしてしまうアルコールでした。周りからは、いつも非難され、いつも独りぼっちでした。アルコールだけが自分を責めずにそこにいてくれました。
誰しもが、自分はアルコール依存症とは無縁だ、そんなのにかかるやつが悪い、と思っています。でも、上司の進めたお酒を断れなかったら?周りの人がどんどん離れていって、自分の近くには、アルコールしかなかったら?
そんな限界状態だった私が、闘病中立ち直ることができたのは、同じ依存症の仲間のおかげでした。
アルコールは、いつもあなたのすぐそばにあります。皆さん、この機会に一度だけでも、アルコール依存症について考えてみてはいかがでしょうか。
障害者の家族(きょうだい)
「親の抱え込む様子は、空気感で子ども(きょうだい)に伝わる」
親が弟の障害を隠そうとしている察して、話題に出せなかった。友達が気を使っている感じがなくて安心できたし、ありがたかった。
障害者のきょうだいは「あの時、弟ばかりにかまって親がやってくれなかったから」と色々な事を弟のせいにできてしまう。
自分のさみしいという気持ちに気が付いたのは大人になってから。
親もきょうだいの気持ちに気が付く余裕はないことが多い。
障害者のきょうだいの支援情報をもっと知りたかった、情報が届いていない。
絵本一冊読んであげるだけでも、きょうだいへの心のケアになる。
親は子供の本音に気づきにくかったり、将来のことなど深い話をするのを避けようとしたりするけど、話しておくことが大事。
ゲイ/平良亮太
「みんなちがって、みんないいってどういう意味?」
最近、LGBTQやセクシュアル・マイノリティという言葉を耳にする機会が増えてきました。私はゲイであることを公言し、多くの人と生の多様性について一緒に考える場を作ってきました。その中でよく聞くのが「LGBTQの人たち」は「いてもいいと思います」という言葉。私はその言葉に違和感を持っています。本当の意味での。みんなちがって、みんないいとはどういうことなんだろう、そんなことをお話しします。Special Thanks : カメラマン/平良卓己(Smile Photo+ )
企画運営:ヒューマンライブラリー沖縄実行委員会
問い合わせ:info@whomadeit.okinawa