日々の練習、試合でお世話になっている監督、
コーチの方に、「指導陣から見た一橋ホッケー部」について想いを綴っていただきました。
一橋ホッケー部らしさとは何か。
ぜひ一読して知っていただければと思います。
監督:西間庭 浩
平成元年度 一橋大学卒業
2013年12月 ホッケー部監督着任
○西間庭監督から見た「一橋ホッケー部」とは...
プレイヤーのほぼ全員がホッケー競技未経験者として入部してきますが、2年や3年になる頃には頭角を現し、それぞれが高いスキルと戦術を身につけて4年秋のシーズンを迎えます。これは、優秀なコーチ陣からの指摘や指導内容を素直に聞き入れ、即試してみるといった行動が習慣化されていることに加え、一橋大学の伝統の一つである「学生自治」の通り、自分たちで深く思考し、自分たちの責任で部活の運営をしっかりと行っていることが、部員一人ひとりの成長に確実につながっているからだと思います。
またマネージャーも、入学当初は控えめで大人しそうだった部員でも、試合・練習サポートと記録、選手・指導陣の発言の記録、栄養指導、ストレッチ研究・指導、備品管理、試合撮影、OB・OGへの通信連絡、といった広範な仕事の責務をしっかりと果たしていく中で、4年春を迎える頃には、既に社会人としても十分通用するレベルの責任感とコミュニケーションスキルを発揮してくれているように感じます。
上記をはじめ、学生たちは体育会の一員としての立ち居振る舞いもしっかりと身につけながら成長していきます。私が監督に着任してから、100名のプレイヤーと32名のマネージャーが巣立っていきましたが、彼ら彼女らの姿をとても誇らしく思っています。
現役の学生には、人工芝グラウンドを提供頂いたり日頃から声援を送って下さったりしている全国のOB・OGや、部長としてご尽力頂いている黒住教授への感謝の気持ちを忘れることなく、さらに高い戦績を残してくれることを期待しています。
コーチ:時田 浩成
⚪︎ホッケーキャリア
丹生高校→関西学院大学→福井クラブ(現ヴェルコスタ福井)→フリークス東京
⚪︎時田コーチから見た「一橋ホッケー部」とは...
非常に真面目な印象!練習をサボる選手、練習中にふざける選手がほとんどいなく、一緒懸命練習に取り組んでいる選手ばかりです!むしろもう少し、練習中にふざけてもいいんじゃないかと思うぐらいです!
その真面目さのおかげかホッケーに関しては守備が固い印象です。チームで決めたルールをしっかり守り、全員がそれを実行しているのがこのチームの強みだと思います!
コーチ:橋本 岳樹
⚪︎ホッケーキャリア
山梨学院高等学校
1年目、2年目:インターハイ3位
3年目:主将。関東大会全3大会優勝、創部初の国体出場
U-18日本代表に選出
↓
明治大学
1年目:インカレ3位、全日本男子2位
2年目:関東春季3位、関東秋季2位
3年目:関東春季1位、インカレ3位 ベストイレブン選出
4年目:関東秋季1位、インカレ3位 主将を務める
↓
2022年6月〜フリークス東京
2025年シーズンから主将を務める
⚪︎橋本コーチから見た「一橋ホッケー部」とは...
大学初心者で始める選手が大多数の中、経験者有する大学にも負けず劣らない一橋。他大学と比較しても人として組織として成熟しているチームだなと感じております。
強さは「環境」「主体性」「吸収力」の3つだと思います。
中でも「主体性」という点は選手だけでなく、マネージャーも高く、チームの中で、今自分が何をすべきか、常に考えている選手が多いように見受けられます。
戦術の理解も深く、全員が自ら考え、練習で実践している点が真に一橋が強い一因かと思います。
これからの成長に期待し、指導者として、技術向上の一助になれるよう頑張ります。