大会長挨拶
大会長挨拶
第77回北海道理学療法学術大会の開催にあたって
2026年9月26日・27日、小樽にて第77回北海道理学療法学術大会を開催いたします。
大会長を務めます浮城と申します。本大会は道南支部・後志支部の共同開催です。
本大会のテーマは「HPTA: Hub for Physical Therapists' Action〜北海道の理学療法士をつなぐ学びの拠点として〜」です。
「HPTA」には、この学術大会が北海道の理学療法士がアクションを起こすための「拠点」でありたい、という願いを込めました。知識を得る場としてだけでなく、人と出会い、つながり、明日からの臨床を変えるきっかけとなる場にしたい。
それが、私たちの目指す学会の姿です。
率直にお伝えしたいことがあります。
「演題を出していないから参加しづらい」
そう感じている方がいらっしゃるなら、どうかその考えを手放してください。
発表する人がいて、聴く人がいて、質問する人がいて、廊下で議論を続ける人がいる。
学会とは、そのすべてで成り立っています。
全国学会でも、もちろん出会いはあります。素晴らしい発表、刺激的な議論、志を同じくする仲間との出会い。
ただ、その関係を継続し、深めていくには、距離がどうしても壁になります。
道内の学会であれば、「また会える距離」に関係が続いていきます。
今年「はじめまして」だった人と、来年「その後どうですか」と話せる。
「あの時の発表、参考になりました」
「うちの地域でも同じ課題があって」
「今度、見学に行ってもいいですか」
そんな会話が生まれやすいのは、北海道という同じフィールドで働く者同士だからこそではないでしょうか。
その積み重ねが、北海道の理学療法を支えるネットワークになる。この学会が、その拠点でありたいと考えています。
初めて参加される方には、最初の一歩を踏み出す場として。
しばらく参加されていなかった方には、また戻ってくるきっかけとして。
毎年参加されている方には、さらに深いつながりを築く機会として。
会場に足を運ぶ それ自体が、一つのアクションです。
もちろん、演題発表も心よりお待ちしております。
日々の臨床で感じた疑問、試行錯誤の記録、積み重ねてきた研究成果。
目の前の患者に向き合った経験は、同じ悩みを抱える誰かのヒントになります。
初めての方は、ぜひ挑戦してみてください。
これまで演題を出してくださった方には、心より感謝いたします。皆さまの継続的な発信が、この学会の土台を支えています。
道南と後志、二つの地域が手を携えて準備を進めています。
地域を越えて集まるからこそ生まれる対話があります。
9月の小樽での学会が、つながりとアクションが生まれる拠点になるよう願いを込めて、ご挨拶に代えさせていただきます。
第77回北海道理学療法学術大会
大会長 浮城 健吾