複数衛星を協調制御する編隊飛行において、衛星間相対速度を数cm/sから数μm/sのレンジで計測することができる、レーザー干渉計を用いたセンサの開発を行った。光学系全体の設計とPythonを用いたデータ解析を行い、結果を日本物理学会2024春季大会にて発表した。
JAXAの微小重力実験提案プログラム、Asian Try Zero-G2022に日本代表として採択され、国際宇宙ステーション内で微小粒子の3次元パターン形成に関する実験を行った。実験の内容及び解析結果が評価され、アジア最優秀賞であるKibo-ABC Awardを受賞した。本実験で得た結果は、国際学会であるInternational Astronautical Congress 2024に採択されている。
サッカーのゴールキーパー指導者不足を解決するために、2台の魚眼のGoProカメラをゴールに取り付けて撮影することで、練習の様子を3DCG化し選手にフィードバックを行うシステムの開発を行った。未踏IT人材発掘育成事業2023、Todai To Texas Demo Day Award等に採択され、SXSW2024にて展示を行った。
ロケットを用いて地上3000mで放出されたローバーを、目的地まで完全自律で到達することを競う国際大会ARLISSにて、1kg未満で空き缶サイズという厳しい条件を満たす自律飛行する折り畳み型の小型ドローンの開発を行った。プロジェクトマネージャーとして、6人の航空宇宙工学科の学生を率いて開発を行った。画像航法による精密着陸システムが評価され、技術賞の3位を受賞した。
オンラインの繋がりに欠如している、「気配」であったり「察する」というコミュニケーションの一歩手前の要素を再現することで、遠く離れた場所でもコミュニケーションの自然発生を起こし、オンラインの繋がりに豊かさをもたらすことを目指したIoTデバイスプロジェクト。Alexaを用いた自動通話システムを開発し、QWSチャレンジ、Sony IGNT Auditionに採択された。
詳細:https://shibuya-qws.com/project/kehai, https://youtu.be/YoIDqhsbd1I