茨城県が全国シェア90%を誇る、おいしい干し芋。
その干し芋を作るときに、どうしても捨てられてしまう干し芋残渣。せっかく甘くておいしいのに、捨てられてしまうなんてもったいない!
そんな思いから生まれたHZPは、干し芋残渣のアップサイクルを通じて、地域課題解決を目指します!
茨城大学の有志で行っているこのプロジェクトは、干し芋の残渣をアップサイクル製品として生まれ変わらせ、食品ロス削減とともに、おいしく、たのしく、地域課題解決を目指すプロジェクトです。
干し芋残渣とは、干し芋をつくるときに切り落とされる、実や皮の部分のことです。
干し芋を作る過程で、品質の保持のため、さつまいもの実や皮を大きく切り落とす必要があり、その時に、なんと
さつまいも全体の40%も捨てられてしまっているのです!
発生する干し芋残渣の量は、茨城県だけで年間1万トン以上!
この「もったいない」を無くしたい!でも、干し芋残渣という名前はかたい印象があるし、捨てられるものというイメージが……
そこで、私たちが考えたなまえが、「はしっぽ」です!干し芋のはしっこであること、名前に親しみやすさを持たせることを考え、はしっぽ、という名前を考案しました。
「はしっぽ」を通して、今まで捨てていたものを価値あるものにして再利用する「アップサイクル」を提案し、持続可能な社会の実現、地域課題解決に貢献しています。