国立天文台ハワイ観測所から 中間赤外線テスト観測装置MIRTOS がようやく岡山理科大学に届きました。2023年6月に国立天文台の使用済検出器公募に応募・採択されてから3年以上が経過しましたので、本当にようやく、という感じです。これに関連して検出器の読み出しシステムや前々光学系・インターフェース板・冷却システム構築・等々の準備を進めてきました。ともあれ、やればやるほど、さらにやることが増えていったり、故障して動かなくなる物品の修理とかに追われて、やはり想定通りには進んでいません。ともあれ、装置の基礎となるデュワーや検出器が届いたので、改めて日本国内初の中間赤外観測装置の定常運用に向けて気を引き締めて頑張ります。
木箱に厳重に梱包されてやってきました。輸送費だけで200万円以上かかりました...。木箱大きすぎて建物に入らず、ここで納品となりました。晴れててよかった。
急遽 学生に集まってもらって木箱の解体作業です。工具を用いて解体していきます。3時間ぐらいかかりました。天文部の方ありがとうございました。
台車にのせてC2号館7階の本田研究室機器室に運び入れます。それぞれ80kg,60kgぐらいあるので、移動も一苦労です... なんとか完了しました。
岡山理科大学で日本天文学会2026年秋季年会が開催されました。本田は開催地理事として1年以上前から準備をしておりました。
学会に先立つ9月6日には、公開講演会を実施しました。講演会は「天文王国おかやまの天文学」をテーマとして、理大ホールで行われました。岡山をキーワードとして、2026年11月で100周年を迎える日本初の民間公開天文台である倉敷天文台、日本初の研究用望遠鏡である188cm反射望遠鏡(国立天文台@浅口市)、そして日本初の月面天文台を目指す月面天文台プロジェクトについてそれぞれ講演がありました。講演会には中学生から一般の方まで約70名が来場しました。「天文王国おかやま」誘客促進協議会の協力もあり、会場前はポスター展示で彩られました。
2026年9月8日から10日まで、岡山理科大学で日本天文学会の年会が開催されました。本年会は、公益社団法人日本天文学会の主催により、天文学や宇宙物理学に関わる全国の研究者・学生・科学館等の関係者の皆様を迎えて実施されました。会は現地とオンラインのハイブリッドの形式で実施されました。口頭発表とポスター発表をあわせて648件の発表があり、天文学と宇宙物理学に関する成果発表、質疑と交流が行われました。会場は最大10会場で実施され、惑星系、星形成、恒星進化、コンパクト天体、星間現象、銀河形成・進化、活動銀河核、宇宙論、観測機器、天文教育などのセッションがあり、本学の教員と学生も複数の発表をしました。9月9日は秋雨前線の影響もありましたが、午後には天気も回復しました。3日間を通じて、参加登録者1000名を超え、現地参加者808名があり、活発な議論が交わされました。
日本天文学会の実施にあたって、岡山理科大学の生物地球学部生物地球学科、理学部物理学科、理学部基礎理学科にそれぞれ所属している天文学・宇宙物理学を専門とする教員が開催地組織委員会を組織して、会の運営をサポートしました。本学の学生の皆さんも運営補助に活躍しました。岡山理科大学での開催は18年ぶりの開催でしたが、懇親会も含め、大変な盛況でした。
公開講演会では天文王国おかやまの法被を着て司会を務めました。
口頭講演・ポスターともに盛況でした。スペースもゆったりとして狙い通りでした。
ANAクラウンプラザホテルにて懇親会。最終日に残ったスタッフ・一部の学生アルバイトと集合写真。
今年から3年生対象の天文観測実習の西はりま天文台観測実習の引率を担当することになりました。当日はやはり雲天で観測はきびしいと思っていたのですが、やはり口径2mの威力で、明るい恒星の分光観測が出来ました。翌朝はなんと雪景色!なんとか観測が出来て良かった。
2mなゆた望遠鏡とともに記念撮影。雲間越しでしたが観測実習なんとか成功!
翌朝は一面雪景色!
元気に雪と戯れていました。
今年も野外調査法実習2で美星天文台に1泊2日で観測出張に出かけました。当日は雲天で弱い霧雨が降る状況。とても観測できないと思っていたのですが、雨は止み薄曇りとなり、美星天文台101cm望遠鏡の威力により雲間越しに明るい恒星の分光観測を行うことができました!
美星天文台101cm望遠鏡で雲間越しに観望会
101cmで分光観測中。雲間越しに分光観測できました!
美星天文台玄関前で記念撮影。観測実習成功!
野外調査法実習2の「太陽・恒星のスペクトル」実習にて、美星天文台に1泊2日で観測出張に出かけました。当日は大学からバスにて訪問しましたが、強い冬型の気圧配置となり、夕方から雪が舞う厳しい寒さとなりました。夜になると雪は止み、時折星や月が見える晴天となったのですが、強風による地吹雪なども重なり、夜半過ぎの1時間程度だけ美星天文台101cm望遠鏡のドームを開けて観測することが出来ました。ベテルギウスとレグルスの分光観測を行い、翌日に各自でデータ解析を行いました。天体観測と雪を堪能した観測実習となりました。
美星天文台に着きました
101cmで分光観測中
雪だるまと雪うさぎ
すばる望遠鏡につきました。
今回利用する観測装置COMICS@カセグレン焦点です。
日も暮れ、いよいよ観測です。
山頂での観測風景です。積分中で一休み中。
天の川の中心方向もきれい!
上を見上げると望遠鏡全景。副鏡が見えます。
なんとか観測終了。麓のヒロの町でハワイ飯堪能中...