研究室紹介

研究室では、主に物理現象や生命現象などに関連した数理モデル、特に、常微分方程式や偏微分方程式で記述されたモデルを扱い、それらの理論解析を行なっています。例えば、氷と水の相転移現象、結晶の運動、液滴運動個体群の動き、細胞の運動などがあります。他にも、学生の興味の持った現象の数理モデルを扱うこともあります。学部4年生には主に和書を中心に読み進めてもらい、基礎的な勉強を行ってもらいます。大学院生には洋書や論文などを中心に読み進め、分野の先端の研究を学び、新しいことにチャレンジしてもらいます。また、研究室では数理モデルの解の動きを予想したり、理論解析で導いた結果を確認するために、数値計算も学んでもらいます。