2025年4月13日(日曜)
この春、日和山小PTAは新潟市小中学校PTA連合会を退会しました。※正式には次のPTA総会(4月25日)で決定となります。
様々な判断の中で、この決断に至ったわけですが、ここではその背景と理由をまとめておこうと思います。
新潟市PTAに所属することで、毎年以下のような負担が発生していました。
今年度からは無くなる経費や活動です。
市PTA年会費:児童1人あたり150円
団体組合保険料:児童1人あたり約150円
→ 計300円 × 児童約350人 = 年間約105,000円
市PTA ▶︎ 総会、勉強会と懇親会が2回ずつ
区PTA ▶︎ 総会、勉強会、懇親会が2回
北部地区連合 ▶︎ 勉強会と懇親会
少なくとも10回の集まりに、毎回2〜3名の出席が必要で、懇親会費用は年間7〜9万円とかかります。
これは「保護者が負担する会費」から支払われていました。
①と②の合計で「20万円」ほどの皆様の会費を消化していたのです。
また、会議や研修はほとんどが週末の夕方開催で、なんとか参加できても、役員の家族や仕事への影響は避けられません。
参加しても実りが少なく、「誰のための活動か?」という疑問ばかりがありました。
さらに、これら連合体の中心役員は、連合に所属する学校で持ち回りで務める仕組みです。
任期は1年程度ですが、輪番がくると会議や懇親会への参加頻度が大幅に増加します。
書類作成、報告作業、他校との調整業務も行います。
単純に忙しくなるので、学校内のPTA活動が後回しになってしまいます。
しかもこの役職は基本的に断れません。
輪番が回ってきたら最後、結果的にその学校のPTA会長が連合の役員を引き受けることになります。
ここに自分の意思は関係ないのです。
実は、私自身も日和山小PTAの会長1年目で、新潟市PTA連合の理事が回ってきました。
しかも中央区PTA連合の副会長も組み合わせ。
「え?なんで??」状態でした。
文句を言わず引き受けたものの、連合体の活動は「ほぼ組織維持のためのもの」でしかありません。
子どもたちへの還元は皆無と言っても過言ではありませんでした。
私たちがPTA活動に関わる理由は、「子どもたちの学びや成長を支える」ことのはずです。
内部のことを疎かにせず、まずは自分たちのPTAの地固めをしなければならないと考え、連合を脱退する運びとなりました。
連合を脱退した理由を、ざっくりとまとめると、、、
PTA役員の仕事をシンプルにした、 ということです。
今年(令和7年度)から日和山小学校のPTAは、任意入会制となります。
これに伴い、これまで全会員から一律で頂いていたPTA会費は廃止となり「ひよりやま児童教育支援金」が新設されました。
本当にたくさんのご意見をいただいていますが、今回始まるこの制度は、私たち役員の挑戦でもあります。
ぜひ、皆様のご協力、ご支援をお願い申し上げます。
4月15日 5月5日締め切りです。(延長しました。)
よくある質問をまとめてみました
※ご入会については4月15日以降にお知らせします。
※ 支援の集まらない活動は縮小、または廃止を検討していきます。
A. 支援は完全に任意です。PTA活動に共感、賛同いただける方にご協力をお願いしております。
※ご入会については4月15日以降にお知らせします。
A. PTA役員が使い道を検討し、総会で承認を得たうえで活動に活用されます。
加入された方には、支援金の使い道やPTAの運営方針などを話し合う「PTA総会」での議決権が付与されます。
「やれることを、やれる人が、やれる時に」を基本とし、無理のない運営をしています。
A. PTA役員にご興味のある方は、いつでも歓迎しております。
こちらからどうぞ
特別な条件や選考はありませんので、「やってみたい」と思われた際にはお気軽にご連絡ください。年度途中での参加も可能です。