経営学、特に、組織論・組織科学の分野の実証研究に関心のある方で、将来的にグローバルなレベルで活躍できる研究者を目指す方のみを募集しています。研究のキーワードは、social networks / organizational learning / historical dependence / breakthrough / innovation / safety / careers / problem-driven social sciences です。研究テーマや実証コンテクストの選択は、原則としては、学生がイニチアチブを取りつつも、私の専門性や関心と摺り合わせてまとめ上げていくのが理想と考えています。
原則として、大学院生は修士課程の学生からのみ採用します。修士課程を他大学・他研究室で取得された場合でも、修士課程から始めていただきます。実証系の研究者になるためには、価値観、センス、スキル、理論の知識、分析の知識、プログラミング、行動力、社会的スキル、精神的なタフさ、文章力、英語力、様々な要素が必要となります。修士課程でこれらの点を見極め、博士課程に進学すべきかどうかを考えるべきです。早稲田大学商学研究科では、博士論文提出に最低でも5~6年が平均的に必要です。そのため、2年間修士課程で過ごし研究を進めることは決して無駄にはなりません。
研究者を目指す方しか修士課程では採用しません。修士課程後、最初から就職を想定されている方は採用しません。
学部時代に実証研究経験がある方のみを対象とします。例えば、ASQやAMJをゼミ等で読んでいた方、Python / R / Stata などを使って仮説検証の経験がある方を対象とします。そのため、修士課程応募に際し、私の研究室を希望される場合、これらの経験を示すエビデンスを参考資料として添付してください。
修士論文には、理論的な貢献、正確な論証、正確な実証が必要です。文献上重要な研究であると説明ができること、得られた因果関係を論理的に説明できること、正しい手続きによって因果関係を検証できたこと、が求められます。
研究者志望の方のみ受け入れます。
引用文献が100本以上必要です。
修士時代には、指定された講義を受講する必要があります。
計量的な知識とプログラミングの知識を蓄積する必要があります。
ゼミや大学院のイベントに出席する必要があります。
大学の方針により、修士レベルの場合、入試以前に教員に直接コンタクトを取ることは公平性の観点から禁じられいます。連絡を取りたい場合には、研究科事務にメールし、三橋まで転送を依頼してください。
理論的な貢献、正確な論証、正確な実証に加えて、オリジナリティが必要です。理想は自分で新たな研究分野を構築するレベルのオリジナリティがある研究ができることですが、これは簡単ではありません。また、一研究者として、自分なりの良い研究の基準が必要です。その基準を在籍中に2つは確立し、自身の基準を満たすレベルの研究を行う必要があります。
研究者志望の方のみ受け入れます。
フルタイムの学生の方のみを受け入れます(パートタイムだと最低でも8年はかかると予測されるため)。
修士論文が、社会科学分野の実証論文であることは最低条件です。
博士課程でもいくつかの授業を履修する必要があります。早稲田大学大学院の授業はすべて英語で行われていないため、ある程度の日本語能力は必要です。
引用文献が200本以上必要です。
ゼミや大学院のイベントに出席する必要があります。
早稲田大学商学研究科では、パブリケーションのポイント制が論文提出の条件となります。事前に博士取得の要件を確認し、その制度を理解した上で連絡してください。