ippo to the world


世界へ向けて(to the world)、

気持ちを、意識を、一歩(ippo)踏み出す。

一歩(ippo)、交流会の部屋へ入ったら、

そこは世界へ(to the world)繋がっている。

(「ippo to the world」は団体および交流会の呼称です。)


ippo to the world とは?

自由研究駆け込み寺(※) から生まれた、多文化共生のための交流会です。ボランティアで行っています。

現在、岐阜県飛騨市では外国人人材が年々増加しており、その中でも特に多いのが外国人技能実習生です。

多くの外国人人材が遠い故郷を離れこの街に来てくれている一方で、彼ら彼女らが知り合うことができるコミュニティは同じ職場の日本人か同じ出身国の人同士だけです。

地域の日本人にとっても、外国人が近くの企業や施設にいることは何となく知っていても、どこの国から来たどんな人なのか知る機会もありません。

わたし自身もこの街の新参者です。日本国内であっても故郷や住み慣れた街を離れ、この小さな街にやってくることには心細さがありましたし、少しずつ知り合いが増えていく喜びを感じています。

外国人の彼ら彼女らであれば、その気持ちはわたし以上に大きいことでしょう。

また、ニュースでよく見聞きする、外国人住民と地域住民(日本人)とのトラブル。飛騨市内ではそこまで大きなトラブルはありませんが、それでもやはり文化が違う以上、大なり小なり何かしらの障壁はあります。

そんな時に「〇〇人が!」と一括りにして目くじら立てて憤慨するのではなく、一人一人を個人として認め「Aさん」「Bさん」として付き合うことができたら、良いことも悪いことも含め、もう少し人間同士の関係が築けるのではないかと思っています。

あくまで理想論かもしれませんが、心がけは大事かなと。

地域住民(日本人)にとっても、誰だかわからない外国人よりも、「Aさん」「Bさん」と認識できた方が安心できると思います。

そんな考えから、地域で暮らす外国人人材・外国人住民と、その土地の日本人とが交流し、お互いの距離を縮めることができる多文化共生交流会を定期的に開催してきました。

楽しさと、学びと、お互いの距離が縮まる仕掛け、を意識して計画しています。


※自由研究駆け込み寺とは…
「カミオカクリエイターズ」」(通称カミクリ)という飛騨神岡を拠点とするクリエイター集団が行っている活動の一つです。
毎週水曜日18:00-20:00、桜ヶ丘体育館第二会議室にて、子どもたち(もちろん大人も可)が自由に研究テーマを探したり、仮説を立てたり、研究方法や結果の発表方法について考えたりする場を提供しています。
ウェブサイト:https://education.hyakusho.life/home
note:https://note.com/kamiokacreators/

おしらせ

\毎週金曜日 19:30-21:00/

多文化共生交流拠点
ippo to the world
にほんごラウンジ
@神岡町公民館1階 喫茶室 maimai

活動報告