偕楽園の見晴らしのよいところに、石の碁盤と将棋盤があります。少し風化して線がはっきり見えませんが、何でここに置いたか想像してみてください。一説には、敵が攻めて来たときに大砲を置く場所だったとか。(諸説あります)
偕楽園を一望できる好文橋の坂上にあります。松風軒を呼ばれる東屋があり、その一角に「箕川仙奕臺」という碁盤と将棋盤をみることができます。石でできていますが正確に線が引かれていますので、碁石と駒を持ってくれは対局も可能です。ちなみに対局している姿は見たことはありませんが、偕楽園を見ながら対局するのも趣があるかもしれません。隣には琴を奏でる琴石があります。街角の広場とし て登録され、国土交通大臣表彰である「手づくり郷 ふるさと 賞の記念碑があります。
稲敷市阿波にある大杉神社。常陸風土記に出てきます。昔は船の安全を願うことがはじまりだったが、現在は厄除けはじまり、勝負事の祈祷などをしてもらえる神社です。氣御守(きおまもり)というお守りは男性は紺石、女性は紅石を授けられます。石棊局という石製の碁盤の目に碁石をおいて左足で踏みながら飛び降ります。その石を氣御守袋に入れて持ち帰り持ち帰り、お守りにするそうです。石に乗ると悪い気が抜けるという謂れがあるそうです。健脚と健康のお守りです。石の碁盤は2か所にありました。また、勝馬神社があり、競馬関係者の方や、勝負事をされる方が多く参拝されます。一度参拝されると勝負に強くなるかもしれません。となりには、安穏寺があり桜の名所です。江戸時代初め天海大僧正が住職をしていたお寺です。
茨城県神栖市にある茨城木工株式会社は、碁盤・将棋盤の製造の製造販売している会社です。木の碁盤・将棋盤で国内で有数の製造実績があります。
碁盤の作り方など参考になりますので、ホームページをご覧になってみてください。道具に関する知識があると、囲碁がまた別の角度から楽しめると思います。興味がございましたら、検索してみてください。(リンクはしてません)
水戸徳川家に伝えられている碁盤がある。水戸徳川家では舞葡萄の盤と名付けて珍重してきた。伝承によると豊臣秀𠮷が愛用していたものを、徳川家康が拝領し、その後水戸藩初代の徳川頼房に下されたものだ。もしかすると、秀吉・家康・頼房の指紋が付いている碁盤かもしれない。写真で見ると、線が太いのがわかる。太く書くには相当な技術が必要らしい。リンクを張っていませんが、文化遺産オンラインで検索してもらえれば、たどり着きますので、写真を見てください。徳川ミュージアムのブログにも載ったことがあります。意外と知られていない名品が水戸にありました。