1.地名のあれこれ
1.地名のあれこれ
常陸風土記に『郡( こほり) の南卅 里 に、 藻島駅家( めしまのうまや) あり。 東南 の浜にある 碁( ごいし) の色、 珠玉( たま) の如し。 謂 はゆる常陸国に 有らゆる麗しき 碁子 は、唯、是の浜にのみあり。』と記述されています。この浜は日立市十王町伊師浜にある国民宿舎鵜の岬の前の海岸であると言われています。現在は立ち入り禁止となっています。この浜を左手にみて海岸沿いを上っていくと、ウミウの捕獲場があります。鵜飼で使われる鵜はここで捕獲されたものです。7月から9月、1月から3月は一般公開されます。国民宿舎を中心に、遊歩道や東屋が整備されており、鵜が飼育されているのを見ることもできますので、泊まらなくても楽しめます。
茨城の地名で碁に関するものでは石岡市碁石沢を発見しました。昔、碁石が取れた沢だったのでしょうか。石岡市街から少し外れています。
謂れなど史跡はありませんが、公民館と八幡神社があります。
これも地名ですが碁を想像できます。笠間市と石岡市の境にある峠の名前。素人の私たちには頭の痛い名前ですね。
笠間・吾国愛宕ハイキングコースになっています。団子石峠から笠間方面に向かっていくと、団子石をみることができます。
笠間市のトップページにリンクしますので、観光文化のところで、ハイキングコースの情報を見てください。
小目と書いて、囲碁用語ではコモクというのは周知のとおりですが、碁を始められた方が、この漢字をみると、コメと呼ぶ方がいます。昔、碁でコメに打つと地が取れていいよね。と聞いて、何のことかわからず、コモクのことと知って大笑いした話がありました。常陸太田市の旧・小目村は、日立南インターチェンジの近くにあります。江戸時代に水戸領郷高帳先高に小目村の記載があります。