秋田寛己(Akita, Hiromi), 博士(農学)
出身:青森県五所川原市金木町
勤務先:公立大学法人長野大学 共創情報科学部 環境コース
研究キーワード:自然災害, 山地保全, GIS, 衛星リモートセンシング
リサーチマップに書けないことをここで書いていきます。
これまでの歩みを少々
★大学時代 2002年度~2007年度まで :信州大学,松本市に1年,南箕輪村に5年住む
私の研究のルーツは長野県であり,第二の故郷です。大学時代になにをやっていたかというと,友人とともにWnderung(ドイツ語で森林散策)という南信地域での森林散策の地域活動と,あとはひたすら研究だけでしたね。研究が本当に好きで,暇があれば(ヒマだけでしたが)一人で山に調査に出かけてデータを取っていました。データを取って,その結果を考えるという過程が好きだったのかもしれないです。興味のあることだけやっていましたので,もっと広く勉強しておけば良かったと今でも思います。一人で山に行って危険な目にもあいましたし,今ではたぶんダメでしょうね。
★大学院修了後の2008年度~2015年度まで :日本工営株式会社,東京に4年,大阪に4年住む
社会人のいろはは,すべてこの時に学んだ気がします。砂防を実務として本格的に学んだのも,この時からです。必死に学びましたし,必死になってなにかをやるというのが,もっとも効率的に身について定着する気がします。厳しい先輩,優しい同僚に多く恵まれて,ここでの人とのネットワークに本当に今も助けられています。ありがとうございます。
★2016年度 :東京都港湾局での公務員時代,東京に9ヵ月,福島相馬市に3ヵ月住む
ここで1年,公務員を経験しました。1年だけでしたが,貴重な経験ができ、1年とは思えないくらいの密度の濃い学びを得ることが出来ました。民間企業も公務員もどの仕事も大変なことに変わりありません。途中,震災復興の支援で少し相馬市に出向しました。ここでの学びも貴重なものでした。原釜の海水浴場の復旧・復興のために慣れない現場監督を経験。
★2017年度~2019年度まで :土木研究所・寒地土木研究所時代,つくばに2年,札幌に1年住む
ここからは念願だった研究職へ転身。採用して頂いたことに本当に感謝です,ここから研究が再スタートしました。砂防についての様々な,そして規模感の大きい研究テーマを担当でき,知識も得ましたし,実務としての研究の進め方を学ぶことができたことが大きいです。GISもさわり始め,今の研究に生きているわけです。
★2020年度~2025年度まで :防災科学技術研究所時代,つくばに6年住む
他の研究所へ移籍。ここでも本当に採用して頂いたことに感謝がつきません。エフォートの9割くらいは自分の研究をさせて頂きましたので,とにかく解析→論文書き→発表→解析...のサイクルへ。業績もだいぶ増え,素晴らしい共同研究者の方々と巡り合うことができました。
★2026年度~ :長野大学,上田市へ
研究のルーツである長野県へ戻ってこれました!社会人になってからの研究以外の実務経験と,研究の経験が半々くらいになりました。総じて振り返りますと,本当に様々な方々に支えて頂いたおかげで研究職を続けられていて,どんなツールよりも素晴らしい方々とのネットワークがもっとも重要ということを強く思います。引き続きがんばります!
長野大学での担当講義
・共創情報科学概論, オムニバス形式(#12担当), 2026年度前期から
・GX(Green Transformation)実験, 2027年度前期から
・地理情報システム, 2027年度前期から
・環境センシング演習, 2027年度後期から
・地形学, 2028年度後期から
・地域共創演習Ⅰ-Ⅱ, 通年
・卒業研究, 通年
今後取り組みたい研究
・森林施業の定量的な効果の把握を目指したNDVI時系列解析
・流木集合体の経年劣化をふまえた耐久性能
・上田市の文化遺産,自然環境(美ヶ原など)の自然災害からの保全
・熱赤外衛星画像の利用,分析
前職(防災科学技術研究所)勤務の際に作成した研究紹介動画も,ついでに以下にアップロードしましたので、ご笑覧ください。なかなか苦労して音声を入れたりしました。撮影は家族のご協力を賜りました。