神様と人を愛し、愛されて
ひこばえ幼稚園は、2019年に創立70周年を迎えました。この地は、1993年に小塩高恒が家庭学校の流れを汲む小塩塾を開いた場所です。第二次世界大戦後は、新たに幼稚園として出発し、その後は学校法人となりました。
広くて明るい園舎と豊かな植生に恵まれ、園児たちが「光の子」(聖書のことば)として元気に走り回っています。
もともと幼稚園は、18世紀のドイツにキンダーガーデン(子どもたちの花園)として生まれました。神様と人を愛し、愛される人格形成の土台をつくっています。当園は、教職員が保育と教育とに力を注ぎ、保護者や地域の方々の厚いご信頼をいただくことでなりたっています。光の子である幼児たちを育てつつ、大人も共に育っていくよろこびに、日々感謝しています。
ひこばえの由来
ひこばえとは、切った草木の根株から出た若芽のことです。聖書では、滅亡したかに思われた民族の廃墟から、新しい生命・希望があらわれる意味で使われます。そこで、敗戦の数年後に、国の再生復興を天に祈りつつ幼児ののびゆく生命に期待をかけて、ひこばえ幼稚園初代理事長で井草教会初代牧師の小塩力が園の名前としたのです。
理事長 小塩和人(おしお かずと)
1958年東京都杉並区生まれ。筑波大学卒、カリフォルニア大学大学院修了。
日本女子大学文学部を経て、現在、上智大学外国語学部教授(アメリカ史)、ひこばえ学園理事長。
教育の目標
本園はキリスト教精神にもとづき、人間性豊かな情操と社会性をそなえた、きよらかで剛健な人格を築くために、学校教育法の定めるところに従って、幼児に望ましい環境を設置し、基礎的な教育を行います。
教育の特色
1.キリスト教保育。ひこばえの朝は礼拝をもってはじまります。礼拝とふだんの保育を通じて神と人への愛の心を養います。
2.個性を尊重し、自主独立の精神を育てます。
3.リズム教育。リトミック、遊戯、合奏等を通してリズム感覚を身に付ける事をめざしています。これによって音感はもちろん、基本的な数感覚力、集中力、敏活さを養います。
4.総合保育。年中・年長は年齢差のある縦割り保育を基本に、年齢毎のよこ割り保育を組み合わせ、社会性や協調性を養います。
5.卒園児の主な進学先:八成小学校(杉並区)/武蔵台小学校(中野区)/上鷺宮小学校(中野区)/南が丘小学校(練馬区)等