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代表・講師 猿渡 政人
(さるわたり まさと)
学習塾講師経験25年。
大手進学予備校に18年間勤務し、県内や県外いろいろな地域で校舎責任者や地域統括を担当いたしました。
塾のやり方には、いろいろなやり方があります。
※塾の種類は下記をご参照ください
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私は、
集団授業
個別指導
映像授業
それぞれの手法を、校舎担当として、また地域統括として、現場を経験することができました。
これは、塾教師としてもなかなかないことであり、大きな財産です。
経験させていただいた前の職場に、とても感謝しております。
それぞれのメリットは、どれも素晴らしい。
集団授業は、私の最も得意とするところです。
生徒を盛り上げながら、わかりやすく教えていく。
これは自信があります。
生徒のワクワクする顔を見て、こちらもワクワクしました。
しかしながら、全ての生徒を等しくわからせることは難しい。
集中してない生徒もいれば、前回欠席した生徒もいる。
疲れて眠くなっちゃう子も、気持ちはわからんでもない。
『聞いているフリ』をすることもできちゃう。
そういう生徒もこっちを見させるのが、塾の教師の真骨頂ですが、現実問題、全ては難しい。
レベル別に分けられなければ、ついていけない子も、浮きこぼれてしまう子も出てくる。
テスト対策に至っては、中学が2校以上在籍する時点で、授業は非常にやりづらい。
(1学年30中学以上来る校舎を担当したこともありました…)
日程も範囲も違いますから、ピンポイントに合わせられない。
『申し訳ない…』と、毎回のように思いながらテスト対策授業をやっていました。
なら、個別指導。
一人一人に合わせられますから、集団授業のデメリットは、解消できます。
でも、生徒の数が増えれば、私がすべての生徒を見ることができません。
教師を増やすことが必要です。
自分が授業をしない生徒がいるということになります。
教え方、話し方、表情の見方、声の掛け方など、私の感覚を伝えて実行してもらうことは、非常に難しい。
これは、集団授業でも同様ですが。
教師の研修も、時給が発生しますから、思うように時間が取れません。
そして、アルバイトの学生を確保する大変さ。
大学の学食まで行って勧誘した、あの『必死の講師確保』を身をもって体験しているだけに、思い出すだけでゾッとします。
(結果:応募者ゼロでした)
じゃあ、映像授業か。
私は映像授業の出演もしていましたので、撮影のノウハウも持っています。
しかし、全ての教科・単元を一人で撮ることは、物理的に無理です。
コンテンツを調達するとなると、大手のフランチャイズに加盟する必要があります。
前職で、フランチャイズ開発・運営本部を担当した経験もありますので、これはなし。
また、理想的な利用ができれば、映像授業はよい手段なのですが、集団授業と同様、『聞いているフリ』『視ているフリ』しても、先に進めることができる。
特に小中学生は、この管理がなかなか難しいのです。
なにより、自分が授業をしないで、他人に授業を任せることになります。
これは・・・、嫌ですね。
どれも一長一短はあります。
でも、譲れない部分がある。
生徒一人一人に合わせる
『聞いているフリ』『やっているフリ』はできない
テスト勉強は、それぞれの学校に合わせられる
生徒一人一人が、自分の考えで勉強を組み立てることもできる
私ひとりですべての生徒を確認できる
必要があれば、集団授業もやる
これを満たせる、既存の方法で理想のやり方は、ない。
じゃあ、自分で作り上げるか。
ということで、譲れない部分を実現する手段を考え抜いた結果、たどり着いたのが『自立学習』でした。
『自立学習』といっても、現場の経験から考えた当校のやり方は、特殊です。
もちろん、全ての生徒さんに合う、とは言えません。
すべての手法よりも優れている、とも言いません。
だからこそ、現在進行形で、より良い仕組みを考え続けています。