活動内容
これまで と これから の活動について
これまで と これから の活動について
本団体は2020年7月から筑波大学公認の学生団体となりましたが、それ以前からT-ACTの承認を受けて活動していました。 T-ACT時代の活動は3つに分かれています。活動目的は一貫して "データベースの拡充" ですが、時期によって目標が異なります。
Higa Coffee 1.0は「データベースシステムの開発とイベントの実施」、Higa Coffee 1.5は「活動を持続するか否かについての検討」、Higa Coffee 2.0は「活動を持続するための課題解決」を目標に掲げました。
2020年7月以降は、従来のデータベース関連の活動に加え、新プロジェクト「彼我見聞録」に力を入れています。
コーヒーを淹れたり飲んだりする際に記録をつけることを日課にしていた芹川は、他の人と一緒にすればもっと面白くなるのではないかと考えました。そこで4名の仲間を集め、DBシステムを開発し、それを活用したイベントを開催しました。具体的なシステムや、イベントの詳細については別のところでまとめましたので、細かい話は割愛させていただきます。
率直に言うと、システムは失敗、イベントは大成功に終わりました。
システムが失敗した原因は、芹川の技術不足です。"やりたいこと" は多いのに "できること" が少なすぎました。それにも関わらずイベントが大成功した要因は、スリリングな運営方法にあると考えています。私たちは "自転車操業"さながらの方法を採用したのです。具体的に言えば、コーヒーを提供する際に料金を集めず、来場者の方々にいただいた協賛金を用いて翌日の豆を購入するという方法をとりました。つまり「明日開催できるかどうかはその日の協賛金次第」ということです。毎日ドキドキしながら運営していましたが、蓋を開ければ合計18,194円の協賛金を集めることに成功し、5日間開催するという目標を達成することが出来ました。また232杯のコーヒーを提供し、167のレビューを集めることが出来ました。多くの人の支えが合って成立したこのイベントは、まさに ”彼我=higa” らしいものだったと考えています。
”Higa Coffee 1.0”は、当初 ”最適な一杯のためのDBづくり” というプロジェクト名でした。2019年11月で企画も団体も終わりにする予定だったのです。しかしイベントの成功を受けて「ひょっとしたら継続して出来るかもしれない」と考え始めました。そこで企画終了直前の11月末に ”Higa Coffee 1.0” と名称を変更し、新しいプロジェクト Higa Coffee 1.5 を立ち上げたのです。
イベントを通して活動に関心を持ってくれた方々と一緒に、月に2回ほどの頻度でミーティングを行い、Higa Coffee 1.0 でどのような活動をしてきたのか振り返り、この活動を継続するか否かについて検討しました。結果、継続を希望するという意見で全体の合意は得たものの、継続のための課題も浮き彫りになりました。
その課題は大きく二つありました。一つ目はヒトに関する課題です。当時所属していた学生の多くの在学期間が2021年3月まででした。そのため、継続のためには団体の知名度を上げ、活動を担う学生を募集することが急務でした。二つ目はモノに関する課題です。それまで発起人の芹川が、コーヒーを提供する際に必要な設備(電動ミルやフレンチプレスなど)を持ち出しており、団体としての設備は一つもなかったのです。
Higa Coffee 1.5で明らかになったヒト・モノに関する課題を克服するため、次の四つを本年度の活動目標に定めました。①新規メンバーの獲得、②組織体制の確立、③サークル化、そして④学園祭への出店です。①②で組織の基盤を固め、③で知名度向上し、④でさらに知名度を上げ、資金を獲得するという段取りです。こうすれば、ヒト・モノに関する課題をきっと克服できると考えたのです。
2020年6月までに、①②③は一定程度以上達成できましたが、④は達成出来ませんでした。
Higa Coffee 1.5で明らかになったヒト・モノに関する課題は、2.0 である程度達成できましたが、その全てを解決するに至っていません。そこで、Webでの活動を展開することで知名度を上げることに集中したいと考えました。そして立ち上げたのが「彼我見聞録」です。詳しい話はこちらのページで書いたので割愛させていただきますが、コーヒー関連のお店を取材し、その記事をnoteで公開するプロジェクトです。
このプロジェクトを推進しつつも、従来のデータベース関連のプロジェクトも同時に進めています。Higa Coffee 1.0以来、データベースは素人が作ったものでしたが、それを抜本的に見直したシステムを構築しています。「彼我見聞録」と合わせてご期待ください。
これらの活動で知名度を向上することは、ヒト・モノに関する課題の解決に寄与するものと信じていますが、まだ先は長いです。一緒に活動してくれる仲間を切に求めています。
ここまで記事を読んでくださった あなた の参加を心よりお待ちしています。ぜひこちらからご連絡ください。