浦和 太郎さん Taro Urawa
卒業年度:2019年
出身高校:さいたま市立浦和高校 出身大学:市立浦和大学 経済学部
現在の職場:浜野商会株式会社
英語ディベートで印象に残っている思い出
県大会で初めて強豪校に勝ったときのチーム全員での達成感が忘れられません。準備期間は大変でしたが、毎日の Evidence 探しや、反論の練習が試合で役立った時は大きな喜びでした。全国大会では、他県のジャッジの先生からフィードバックをもらい、「君の論理の流れはクリアだ」と言われ自信につながりました。
大学・仕事・生活で役立っている場面
大学では、英語で行われるゼミディスカッションやレポート執筆で、ディベートで学んだ“主張→理由→根拠→インパクト”の構成がそのまま使えています。特に留学先のオーストラリアでは、授業中に突然意見を求められることも多く、ディベートで培った「即座に論理立てて話す力」がとても役立ちました。また、国際学生会議に参加した際、世界中の学生と議論する場面では、英語力だけでなく、「相手が何を懸念しているのか」を読み取りながら話すスキルが評価され、最終プレゼンの代表に選ばれました。
現在の仕事でも、海外のスタッフとのミーティングで論点を整理し、わかりやすい英語で説明する場面が多く、ディベートの経験が自分の強みに直結しています。相手の主張に耳を傾けつつ反論する力は、交渉・企画提案・プレゼンなど、あらゆる場面で活きています。
後輩へのメッセージ
ディベートは「大会のためのスキル」ではなく、世界で活躍するための土台になる力です。私は大学で海外から来た留学生と共同プロジェクトを行いましたが、意見がぶつかっても「論点を整理し、合意点を見つけながら話し合う力」があったおかげで、チームの中心としてプロジェクトを進めることができました。ディベートで学んだ力は、英語力だけではありません。未知の情報を調べ、根拠を集め、チームで戦略を作る経験は、どんな進路に進んでも大きな武器になります。
つらい練習もあると思いますが、その努力は必ずあなたの未来の扉を開きます。全国大会の舞台での経験は、一生の宝物です。ぜひ仲間を信じて、自分を信じて、挑戦を続けてください。世界のどこに行っても、ディベートで得た力があなたを支えてくれます!