創刊号と第2号
2022年2月からの月例の研究例会の記録
研究会立ち上げへの道
2021年12月18日:
平和社会学研究会の立ち上げ協議(於:砂川平和ひろば)
2022年1月14日:
平和社会学研究会の設立準備委員会開催(於:立川シビル)
月例研究会の歩み(毎月第3日曜午後2時〜:オンライン開催)
第1回:2022年2月13日(日):オンライン研究例会
・報告1:西原和久「平和社会学研究への旅立ち――カント永遠平和論からの示唆」
・報告2:徳久美生子「G.H.ミードの戦争・平和論再考」
第2回:2022年3月13日(日):オンライン研究例会
・報告3:柿原豪「琉球/沖縄を題材とした平和学習の実践――高等
学校日本史 A の授業と修学旅行の接続を通じて育成される諸技能」
・報告4:古梶隆人「平和教育研究の展開と沖縄における若者と平和教育」
第3回:2022年4月10日(日):オンライン研究例会
・報告5:西原和久「ウクライナと平和社会学研究の一断面――プーチンとドゥーギン」
・報告6:村岡敬明「平和論と公共性論――コミュニケーション行為の視点からみる「公共性」理論の形成とデジタルアーカイブの役割」
第4回:2022年5月8日(日):オンライン研究例会
・報告7:濵田泰弘「大学における平和学教育の試行例――模擬国際
会議を中心に」
・報告8:高原太一「砂川闘争史から考える平和」
第5回:2022年6月12日(日):オンライン研究例会
・報告9:根本雅也「非政治的なものの政治性:広島における反核と人道意識」
・報告10:小松照幸「平和研究への見方」
第6回:2022年7月10日(日):オンライン研究例会
・報告11:八木良広「被爆二世(被爆者の子)の意識と実態――日本被団協「全国被爆二世実態調査」報告から」
・報告12:今井隆太「東亞協同體論とわたし」
第7回:2022年9月11日(日):オンライン研究例会
・報告13:西原和久「平和論と高田社会学、そして中国――陳独秀を中心に日中知識人の世界主義を考える」
第8回:2022年10月16日(日):オンライン研究例会
・報告14:木村朗「ウクライナ危機の教訓」
第9回:2022年11月20日(日):オンライン研究例会
・報告15:福島京子「砂川闘争と闘争リーダーの平和への想い――宮
岡政雄の思想と行動(福島京子氏へのインタビュー)」
第10回:2022年12月18日(日):オンライン研究例会
・報告16:緒方修「宮崎滔天と世界革命」
第11回:2023年2月19日(日):オンライン研究例会
・報告17:片桐雅隆「八さん熊さんのコスモポリタニズムー丸山眞男の日本ファシズム論をめぐって」
第12回:2023年3月19日(日):オンライン研究例会
・報告18:西原和久「平和社会学・3題―平和社会学とは何か、平和社会学研究宣言、そして平和は夢物語か」
―――2023年度―――
第13回:4月16日(日):オンライン研究会
(合評会:『平和社会学研究』創刊号の特集1と特集2の書評会)
・報告19:山口博史=特集1:平和思想から平和構築論へ⇒西原和久「平和思想論と平和構築論(I)(II)」と徳久美生子「G.H.ミードの戦争論・平和論再考」の書評
・報告20:古梶隆人=特集2:砂川闘争とは何か⇒福島京子「砂川闘争と闘争リーダーの平和への想い」と高原太一「戦後平和運動の「説得力」」の書評
🔸研究会の特別講演会 2023年5月13日(土):成城大学311教室
・報告21:西原和久「共生と平和への展望―現象学的社会学から平和社会学への道」
第14回:2023年5月21日(合評会つづき)オンライン研究会
・報告22:高原太一「『平和社会学研究』創刊号「特集3:平和教育の事例研究、そして沖縄の場合」へのコメント」
第15回:2023年6月18日 オンライン研究会
・報告23:緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター顧問)
「南西諸島ミサイル危機について」
第16回:2023年7月16日 オンライン研究会
・報告24:藤田哲司「万人対等主義としてのコスモポリタニズム――
起源・継受・意義と近代日本への移植 」
第17回:2023年8月20日 オンライン研究会
・報告25:山口博史「境界変動と社会学――平和研究へのインプリケーション」
・報告26:後藤悠里「当事者主義を平和の構築に生かす――障害者差別に対する取り組みを手掛かりに」
第18回:2023年9月17日:成城大学3号館
・報告27:古梶隆人「沖縄の新しい平和教育の可能性」
・報告28:濵田泰弘「トレルチの文化総合と平和構想――文化戦争から文化総合へ」
🔸平和社会学研究会シンポジウム:「共生・公共性・平和――グローカリティとコスモポリン的志向」2023年9月17日:成城大学3号館: 共催・成城大学グローカル研究センター(CGS)
・報告29:藤田哲司:「知のベーシックインカムとしてのWikipediaと日本社会学 Wikipediaプロジェクトの可能性――グローカル公共財のアカデミックな構築へ向けて」
・報告30:柿原豪:「意識的あるいは体系的な平和教育の必要性ーー 適切なコンテンツ提供による学びの質的向上のために」
・報告31:西原和久:「21世紀とコスモポリタンな平和社会学の展望
――脱資本主義と脱国家主義をグローカルに問い直す」
第19回:2023年10月15日(日)午後2時〜4時 オンライン研究会
・報告32:鈴木弥香子:「コスモポリタニズムをめぐる思索――より良い共生と平和のために」
第20回:2023年11月19日(日)午後2時〜4時 オンライン研究会
・報告33:竹本真希子「ヒロシマの拡散ーードイツの例を中心に」
第21回:2023年12月17日(日)午後2時〜4時 オンライン研究会
・報告34:根本雅也:「〈継承〉を紐解く――広島市における「被爆体験の継承」の形成と展開」
*2024年1月:毎年1月は学年末試験・採点・入試などで多忙なため月例会は休会です。
第22回:2024年2月18日(日)午後2時~4時
・報告35:高野慎太郎:「高等学校における平和教育の創発について考える――「総合的な探究の時間」における「川田文子さんのこと」の事例から」
第23回:2024年3月17日(日)午後2時~4時
・報告36:西原和久:「人はなぜ戦争をするのか――資本主義と国家主義の探究を介した戦争原因と平和構築をめぐる始原への問いへ」
第24回:2024年4月21日(日)午後2時~4時 オンライン開催
・報告37:村岡敬明:「自著『米軍統治下での「島ぐるみ闘争」における沖縄住民の意識の変容』を語る」
第25回:2024年5月26日(日)午後2時~4時 オンライン開催
・報告38:秋山道宏:「戦後沖縄にみる社会運動/抗議・交渉にみるレパートリーと民主主義」
第26回:2024年6月9日(日)午後2時~4時
・報告39:古梶隆人:「戦争非体験者による沖縄の平和教育―2010年代の若者たちによる実践に着目して」
第27回:2024年8月4日(日)午後2時~4時
・報告40:森川裕二:「日本の平和学における思想と実践課題~東アジア研究の視点を踏まえて」
第28回:2024年8月18日(日)午後2-4時
報告41:西原和久「ミクロな平和とマクロな平和――平和概念と平和構築論の平和社会学的な再検討」
第29回:2024年9月15日(日)13:30-16:30
平和社会学研究会主催/成城大学グローカル研究センター共催
2024年度シンポジウム「平和と共生へのグローカルな視点――マイノリティの視角から問い直す」
司会+趣旨説明:西原和久「平和へのグローカルな視角―ミクロな
平和とマクロな平和」
報告1(通算42):中村圭「グローカルな視点からみえてくるジェンダー・LBTQ+の問題」
報告2(通算43):後藤悠里「人権問題の現在地ーー共生社会をめざすために」
報告3(通算44):徳久美生子「ヒロシマから考える核と平和の問題――「ふつうの人びと」の目線から」
コメント+関連する問題提起:人見泰弘(通算45)「アジア/日本における難民問題からの問題提起」
第31回:2024年10月20日(日):午後2時~4時
報告46:阿部純一郎「ベトナム戦争期の米軍帰休兵と平和運動――観光から日本の戦争協力を考える」
第31回:2024年11月17日(日):午後2時~4時
報告47:首藤明和:「世界人口の1/4を占めるムスリム:共生に向けた課題と展望――中国雲南回族の「中国イスラーム思想」とその実践から」
―――
*第1回〜第6回までは自己紹介を兼ねて、1回に2名が30分の報告と30分の質疑応答、第7回から原則として、1回に1名が60分の報告と60分の質疑応答となります。