1.有機薄膜デバイス作製・評価技術

近年長足の進歩を遂げつつある有機薄膜トランジスタ、有機太陽電池セルなどの作製・評価技術をベースに、これらの革新に向けた機能性パイ電子分子化合物材料の界面・薄膜・パターニング技術の研究開発に取り組んでいます。高性能有機トランジスタ回路作製技術、インクジェットパターニング技術他、各種デバイス作製・評価技術を有しています。

2.インクジェット印刷技術

有機機能性材料を対象とした革新的印刷プロセスの研究開発に取り組んでいます。異質な微小液滴を組み合わせる手法による超高品質結晶性薄膜のインクジェットパターニング技術や高性能有機トランジスタ作製技術を有しています。

3.電界誘起電子スピン共鳴測定技術

有機トランジスタの適した新しい評価手法として電子スピン共鳴(ESR)法を用いた研究に取り組んでいます。試料にゲート電圧を印加したままESR測定を行うことにより、デバイス動作中のキャリアの様子を観察することが出来ます。