保険治療

柔道整復

1)柔道整復師とは?

柔道整復師(ほねつぎ)とは一言で言えば、「国家試験を取得した運動器系(筋肉や骨)の疾患のスペシャリスト」であり、もっと簡単に言えば「骨折や脱臼、捻挫や打撲の治療をする人」とも言えます。

当院でも鍼灸やマッサージの他に、この柔道整復業務を行っております。

各種保険取扱なので、安価で充実した治療が受けられるのが特長です。

2)プライマリー・ケア

足の捻挫や突き指・肉離れ等の一般外傷の治療に置いて最大のポイントは 「ケガした直後にいかに正しい処置ができるか」にかかっています。

ケガした直後の処置のことを「プライマリー・ケア」といいますが、当院ではアイシングや固定、圧迫処置などのプライマリー・ケアに工夫を重ねてきました。

その結果、受傷後比較的早期に来院していただければ、非常に早く痛みや腫れを除去し、回復させることができるようになりました。

また、電気治療機器も充実しておりこれに手技療法(マッサージなど)を組み合わせると、受傷後時間が経ってしまったものでも、早期に来院された方ほどではないものの、速やかな回復を得られます。


鍼灸

1)有効性が裏付けられた鍼灸治療

よく鍼灸などの東洋医学は「経験医学である」と表現されることがあります。

もちろん鍼灸の治効には術者の経験が大きく関わってくるわけですが、現在西洋医学ではEBM(Ebidence Based Medicine)、すなわち経験や勘ではなく、効果が科学的に論理的に根拠として証明出来るような医療を実践しなさいという大きな流れがあります。

当院では経験を積むことと同様にこのEBMを重視しています。

臨床の中で培ったものを統計・論文・症例報告などの形で院内・院外でよく検討し、次の治療に役立てることを目指しています。

この際、患者のプライバシーが厳重に保護されていることは言うまでもありません。

ですから確かな自信を持って必要な治療をすることができるのです。

2)ディスポーザブル(使い捨て)鍼の使用

近年、医療ミスによる感染症(肝炎・HIVなど)が問題になっておりますが、その温床の一つになったのが注射針の使い回しであるといわれております。そこで現在では感染症をきたす心配のある器具は滅菌した状態で保存されて、一回使ったら捨てるという「ディスポーザブル」器具が活躍しております。

当院でも使用する鍼は全て「ディスポーザブル鍼」です。一回のみの使用で、使い終わった後は医療廃棄物として処理されるので、感染症を起こす危険はありません。

これにより患者も術者も安心して治療を行うことが出来るのです。

あん摩・マッサージ・指圧

マッサージと一口に言っても、非常に多種多様な様式があります。

しかしその目的はただ一つ、「筋肉と骨格のバランスを調整すること」だと思います。


当院では基礎となる按摩・マッサージ・指圧のテクニックに加え、中国の北京医大(現行の北京大学医学部)卒の李軍氏による指導のもと中国式マッサージを取り入れております。

このマッサージは李老師が中国で学ばれたものを日本人に適した形にアレンジしたもので、抜群のリラックス効果に加え、筋肉と骨格を優しく安全に整えます。


また、土曜日の夕方4時以降には李老師自ら患者さんにマッサージを施して下さいます。

この李老師の施術を目当てに遠方から来院される方も多いのです。