2023年3月21日 21日付の朝日新聞朝刊が、2面と社説において、本声明のことを取り上げました。
ーーー「特別抗告が許される憲法違反、判例違反はない」。全国の刑事法研究者は18日、抗告しないよう求める声明を発表した。14人の呼びかけに、100人を超える研究者が賛同した。声明は、最高裁による差し戻しの経緯を踏まえ、高裁決定は『検察の主張も十分考慮したうえでの判断で、決定に不合理な点はない」と評価。特別抗告は「上訴権の乱用」と批判していた。(2面)
ーーー検察が特別抗告を断念した背景には、袴田さんが陥った理不尽を見過ごすまいとする、多くの声があった。120人以上の刑事法研究者が、特別抗告に伴う法的問題を指摘し、すみやかに再審に移行するよう検察に求めた同様の趣旨のネット署名も広がっていた。(社説)
2023年3月20日17時 本声明の呼びかけ人が東京高裁の司法記者クラブにおける袴田弁護団の会見に同席し、意見を述べました。