群馬県なわとび連盟
令和6年11月改
1 参加資格
競技に参加できるのは小学生以上の群馬県民、および群馬県内の学校在学生とする。
ただし、個人競技のうち、三重回しとびについては4年生以上の参加とする。
長なわ競技は、小学生にあっては学校単位での参加を原則とし、各学校2チームまで参加可能とする。また、この場合のチーム名は学校名(2チーム出場の場合は学校名の後にA、B)とする。中学生以上についてはこの限りではないが、チーム名は所属が明確となる名称を使用すること。
群馬県民および群馬県内の学校在学生以外の者から参加希望があった場合には、別途協議する。
2 競技区分
個人競技は、小学生は学年、男女別に行う。中学生以上については30歳未満を一般A、30歳以上を一般Bとし、それぞれ男女別に行う。
長なわ競技は学年、性別にかかわらず同一区分とする。
3 服装
動きやすい服装、体育館用のシューズを着用すること。
個人種目(短なわ)参加者は、胸部および背部にB5版程度の大きさの白色のナンバーカードをつけること。ナンバーカードは参加者自身で用意すること。ナンバーカードには、申し込み受け付け完了時に主催者が指示する番号をあらかじめ記入しておくこと。
団体種目(長なわ)参加者は、主催者が用意するナンバーカード(ビブス)を着用すること。ナンバーカード(ビブス)は招集時に配布する。
シューズを着用しない状態(裸足、靴下のみの着用など)で競技を行うことは禁止する。
4 用器具
競技で使用するなわは参加者が各自で用意すること。
なわの材質は問わないが、床面を著しく傷つけるものの使用は禁止する。
長なわ競技に使用するなわは、回転部分が4m以上あることとし、条件を満たさない場合には主催者が用意したなわを使用すること。「回転部分が4m以上ある」とは、柄(グリップ)付きのなわにあっては、柄となわの接続部分を回転部分の端とし、端から端までの長さが4m以上あることとする。柄のないなわ(なわの端を持って回す)にあっては、手で持つ部分と回転部分の境界をビニールテープやなわの結び目等で明確にし、境界点の間が4m以上あることとする。境界点が明確でないと判断された場合には、招集時に主催者が用意したマーク(ビニルテープ)を貼付するので承知すること。いずれの場合も、回転部分にあたる箇所を持って回すことは禁止する。
5 競技方法
(1)時間とび
・時間とびのとび方は前回し、1回旋1跳躍とする。
・「30秒ルール」を適用し、競技開始から30秒間はなわが停止しても再開始できるものとする。再開始は、なわの停止後、直ちに行うものとする。
・なわが体の一部に接触するなどして、なわの回転が停止した時点で競技終了とし、開始から終了までの時間を計測する。
・なわが切れる、他人に接触するなど、いかなる理由であっても、なわの回転が停止したら競技終了とする。
・小学生は予選と決勝を行う。一般は決勝のみとする。
・予選通過タイムは1・2年生=5分、3・4年生=10分、5・6年生=15分とする。
・決勝の上限は1時間(60分)とする。
(2)二重回しとび
・2回旋1跳躍で連続して跳べた回数を計測する
・試技は1回とする。ただし、10回未満の場合のみ2回目の試技を認め、回数の多い方を記録として採用する。
(3)三重回しとび
・3回旋1跳躍で連続して跳べた回数を計測する
・試技は2回とする。回数の多い方を記録として採用する。
(4)5分間長なわとび
・5分間で、一人ずつ長なわに入り、なわを跳べた回数を計測する。
・試技は1回とし、競技開始前に公式練習(1分間)を行う。
・競技開始合図前に審判長の指示によりなわを回し始め、合図(ピストル)で跳び始める。合図前に跳び始めることはできない。
6 計時・計測
各競技における計時・計測は、審判員の目視および手動計時・手動計測で行い、ビデオ等による判定は行わない。
長なわ競技においては2名以上の審判員により計測し、各審判員の計測結果が異なる場合には主任審判員の判断で正式記録を決定する。
計時、計測結果についての異議は一切受け付けない。
7 表彰
個人競技は各種目8位までに賞状を授与する。
長なわ競技は8位までに賞状、3位までに盾を授与する。
個人競技のうちの二重回しとびと三重回しとび、および長なわ競技については全員に記録証を授与する。
個人競技のうち時間とび予選については、予選タイムをクリアした者にクリアカードを授与する。
8 禁止事項
以下の行為は助力とみて禁止する。
・競技中に音楽を再生する機器およびリズムメーカー(電子メトロノーム等)を使用すること。
・粘着テープ、コーン、マーカー等で床に目印をすること。
・招集完了後、競技者以外の者が、競技者に同伴してフロアーに入ること。
なお、長なわ競技にあっては、競技者とはなわを回す人(2名)となわを跳ぶ人のことを指す。ただし、長なわ競技で、チームの競技者がすべて小学生である場合に限り、招集時の申し出により1名の指導者の同伴を認める。
・招集完了後、フロアー内において、水、その他のすべり止めとなるものを塗布、噴霧などの方法で使用すること。
・その他、審判長が競技の公平性を欠くと判断した行為。
9 その他
・観覧席の座席の確保について、スズランテープ、粘着テープ等で範囲を囲むことは禁止する。また、甚だしい数の座席の確保は禁止する。その他、係員の指示があった場合は指示に従うこと。
・会場内での横断幕や幟の設置は、他の観客の視界の妨げにならない範囲で許可する。
(幟を観客席の手すりに固定する場合は、各階最後段の手すりのみ許可する)
・個人競技、長なわ競技ともに競技場所は審判長および係員の指示に従うこと。競技者の都合で競技場所を変えることはできない。
・けがについては、応急処置をし、傷害保険保証の範囲内で対応する。大会中にけがが発生した場合は、速やかに大会本部に申し出て、応急処置を受けること。
・ここに定める以外については、審判長の判断により決定する。その際は競技の公平性、安全の確保、円滑な競技進行の各観点から総合的に判断するものとする。