当チームのキーメッセージにも込められた「データ活用」についてご紹介します。
あらゆるスポーツは、その特徴は異なりますが、指導者により心・技・体を教わりながら上達していく、という基本形は変わりません。しかしながら、自らの競技経験や技術、感覚的なものを、どう言語化すれば上手く相手に伝わるのか?これは、多くの指導者にとって頭を悩ませているところであり、またやりがいを感じている部分だと思います。
デジタル技術の発達、特にAIやロボティクス(フィジカルAI、とも呼ばれますね)の業界の急速な発展は、様々な物事のこれまでのやり方、在り方を一変させてしまう程の可能性を秘めていると感じます。
まだまだイメージレベルに留まりますが、2035年頃の未来における「シンクロする」指導への進化していく様をビジョンに描き、様々な関係者と連携して動いていきたいと思います。
バドミントン界は、コートへのデジタル機器の持ち込みが競技規則で禁止されているなど、野球やサッカー、ゴルフなどのメジャースポーツに比べると、どうしてもデジタル化が遅れているように思います。つまり、データを蓄積し分析する基盤を整え、活用していくことに対するハードルが比較的高い競技と言えるでしょう。
当チーム代表は、アナログ手段ですが、自ら考案した分析付きスコアシートを持ち込み、単に試合のスコア推移だけでなく、コーチングしている選手と相手の「プレースタイルの可視化」や、試合の運び方による「戦局の変化」を捉えようと試行錯誤を繰り返してきていました。
そこで、思い描くビジョンに向けて、まずは現実的な一歩を踏み出し、ステップアップしていきたいと考えています。その過程をロードマップとしてまとめました。