現地:東京大学地震研究所1号館2階セミナー室A/B(アクセス情報はこちら)
オンライン:zoom(アクセス情報は12月3日(水)までに送付)
参加登録は12月1日(月)17時までにお願いします.
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地球表層では混濁流,土石流,洪水流・河川流・津波遡上(掃流砂・浮遊砂流),雪崩,火砕流,溶岩流,傘型火山噴煙,地滑りなどの様々な重力流が生じます.個々の重力流は現象としては異なりますが,物理過程の観点では多くの共通する特徴を持ちます.近年個々の現象に対しては各学問分野において研究が進み,実用に供するモデルが提示されつつあります.それぞれの現象に対して培われてきた知見を基に分野を超えて議論することにより,各現象の知見を統合し,各現象間の類似点・相違点などの理解を深めることが本研究集会の長期的目標になります.このことは学術的発展のみならず,自然災害のリスク評価などへの実用化においても重要です.
本研究集会は”様々な重力流現象に対して,異分野の研究者が一堂に会して学際的な視点に基づき議論する場”を作ることを目的としております.この研究会を通じて分野間の交流が活性化する一助になればと考えております.また,本研究集会は研究者・技術者として活躍する人材の育成を応援しています。新たに参入を考えている方及び粒子重力流に興味のある大学学部生・高専生・高校生等,分野だけでなく幅広い立場からの参加も歓迎しています.
注意)本研究集会は2021年度から2023年度まで「地球表層における(粒子)重力流のダイナミクス」として開催しておりました.
プログラム
話題提供: 40分(発表30分+質疑10分)/人
ポップアップ(超短時間話題提供):2分(スライド2枚まで)/人
※ポップアップの発表時間は発表希望者数で変動する可能性があります
時間
話題提供者
演題
10:00 - 10:05
志水 宏行
砂防・地すべり
技術センター
開催にあたって
10:05 - 10:45
鈴木 雄治郎
東京大学地震研究所
火山噴煙における重力流現象
10:50 - 11:30
髙田 智史
東京農工大学
粉体のレオロジーの運動論的アプローチ
11:35 - 12:00
ポップアップ(超短時間話題提供)
12:00 - 13:15
昼休憩
13:15 - 13:55
岩崎 理樹
北海道大学
水中プロセスにより形成される大陸棚の数値計算
14:00 - 14:40
𠮷河 秀郞
清水建設株式会社
自然現象を対象としたV&Vの必要性と難しさ:
津波土砂移動の数値計算を題材に
14:40 - 15:00
休憩
15:00 - 15:40
經隆 悠
森林総合研究所
河川プロファイルと地すべり地形が示す能登半島の隆起の履歴
15:45 - 16:25
竹内 由香里
森林総合研究所
現地調査に基づいた大規模雪崩の流下の再現と森林の減勢効果
16:25 - 16:45
休憩
16:45 - 17:25
橋本 涼太
京都大学
多相混合体モデルに基づく土砂流動解析の試み
17:30 - 18:10
越塚 誠一
東京大学
Moving Particle Semi-implicit (MPS) 法を用いた自由表面を有する流れのシミュレーション
18:10 - 18:15
講評
18:30 - 20:30
技術・意見交換会(@現地会場)
本研究集会は以下の助成を受けております:
([at]を@に変換してください)
知り合いの委員会メンバーに直接お問い合わせいただいても構いません.