2023年度分野横断型研究集会

「地球表層における   
  粒子重力流のダイナミクス」

2023年12月6日(水)10:00-18:00

現地:防災科学技術研究所 東京会議室(アクセス情報はこちら) (つくばではありません)

オンライン:zoom(アクセス情報は12月5日(火)までに送付)

参加登録は12月1日(金)17時までにお願いします.

→参加登録は締め切りました.たくさんのご登録ありがとうございます!(12/1)

    プログラム・zoomのアクセス情報を登録いただいた連絡先へ12月4日12時から14時の間に送付しました。届いていない場合はお手数ですが grav.curr[at]gmail.com([at]→@)までご一報お願いします。

開催について 

地球表層では混濁流,土石流,雪崩,火砕流,傘型火山噴煙,溶岩流,洪水流,河川流,津波遡上,地滑りなどの様々な重力流が生じます.個々の重力流は現象としては異なりますが,物理過程の観点では多くの共通する特徴を持ちます.近年個々の現象に対しては各学問分野において研究が進み,実用に供するモデルが提示されつつあります.それぞれの現象に対して培われてきた知見を基に分野を超えて議論することにより,各現象の知見を統合し,各現象間の類似点・相違点などの理解を深めることが本研究集会の長期的目標になります.このことは学術的発展のみならず,自然災害のリスク評価などへの実用化においても重要です.

本研究集会は”様々な重力流現象に対して,異分野の研究者が一堂に会して学際的な視点に基づき議論する場”を作ることを目的としております.この研究会を通じて分野間の交流が活性化する一助になればと考えております.また,本研究集会は研究者・技術者として活躍する人材の育成を応援しています。新たに参入を考えている方及び粒子重力流に興味のある大学学部生・高専生・高校生等,分野だけでなく幅広い立場からの参加も歓迎しています.

 プログラム

話題提供: 40分(発表30分+質疑10分)/人

ポップアップ(超短時間話題提供):2分(スライド2枚まで)/人

(簡易版を記載しています.共著者等詳細な情報はこちらをご参照ください.)

重力流研究集会2023ポスター.pdf

 時間

話題提供者

内容

 10:00 - 10:05

志水 宏行
砂防・地すべり  技術センター

開催にあたって

 10:05 - 10:45

竹林 洋史
京都大学防災研究所

一流体モデルによる土石流・泥流の二次元数値シミュレーション

 10:50 - 11:30

小田 憲一
日本大学

土砂・雪崩の運動と力学に関する様々な取り組み 

 11:30 - 12:00

ポップアップ(超短時間話題提供)

 12:00 - 13:30

お昼休み

 13:30 - 14:10

馬場 俊孝
徳島大学

浅水波理論を基礎とした津波解析のあれこれ 

 14:15 - 14:55

丸石 崇史
防災科学技術研究所

溶岩流の到達距離のスケーリング則

ー粘塑性をともなう重力流のダイナミクスー

 15:00 - 15:30

休憩

 15:30 - 16:10

藤島  誠也
京都大学

深層学習を用いた2次元混濁流の逆解析手法の構築

 16:15 - 16:55

内田 龍彦
広島大学

河床の極近傍の非平衡運動と流れの三次元性を考慮した水深積分二相流モデル

~従来の流れと流砂の平衡モデルの非平衡流砂現象解析に展開するアプローチ~ 

 17:00 - 17:10

藤田 正治
砂防・地すべり  技術センター

講評

 17:10 - 18:00

技術・意見交換会(現地参加者限定)

 

実行委員:粒子重力流研究会

委員会メンバー

酒井 佑一(宇都宮大学),志水 宏行(砂防・地すべり技術センター),

竹林 洋史(京都大学防災研究所),田邊 章洋(防災科学技術研究所),

殿山 俊吾(東京工業大学・Leeds大学),成瀬 元(京都大学)


顧問

小屋口 剛博東京大学名誉教授)

西村 浩一(名古屋大学名誉教授/雪研スノーイーターズ)

藤田 正治(京都大学名誉教授/砂防・地すべり技術センター)

お問い合わせ

お問い合わせ先:grav.curr[at]gmail.com

([at]を@に変換してください)

知り合いの委員会メンバーに直接お問い合わせいただいても構いません.

 

下記フォームから参加登録可能です!

参加登録は締切ました.多数のご登録ありがとうございます!(12/1)