五島研究室では、経営学分野におけるデータサイエンス研究(ビジネス・データサイエンス)に意欲的に取り組みたい大学院生(修士課程・博士後期課程)を募集しています。学内・学外、文系・理系を問わず多様なアカデミック・バックグラウンドや実務経験をお持ちの方を歓迎します。
入学時に出身学部や大学院を問うことはありませんが、「大学学部レベルの統計学や計量経済学、機械学習などのデータ分析科目の基礎知識について習得していること」と「データ分析に関して基礎的なプログラミングスキル(Python・R・Matlabなど)を習得していること」を前提に研究をして頂きます。また、大学院入学までに経営学の中でもどの分野の研究を行うかを決めて頂きます。研究テーマや研究方針の相談について、事前に面談を希望される方は遠慮なくご連絡ください。
当研究室に配属されるためには、横浜国立大学が設置している次のどちらかのコースに入学する必要があります。
いずれのコースでも配属可能ですが、履修科目や取得学位、入試形式が異なります。例年、出願締切が6月上旬、入学試験が8月下旬となっています。また、出願の際には英語能力テスト(TOEIC/TOEFL)のスコアを提出する必要がありますので、あらかじめ準備をしてください。各コースの詳細に関しては、ホームページをご確認ください。
筆記試験の出題範囲については、こちらのページを参照してください。入試問題は6題の中から2題選択して解答する形式となっていますが、当研究室を第1志望とする場合は、筆記試験の際に経営システム科学分野の問題の中から少なくとも1題を選択する必要がありますのでお気を付けください。過去問はこちらのページから閲覧できます。
横浜国立大学に所属する学部生には内部進学試験制度があります。上記の一般試験より入試の負担が少なく、口述試験のみで入学することが可能です。当研究室では、他ゼミナールや経営学部以外の学部からの進学希望者を受け入れています。
また、先進実践学環コースでは、横浜国立大学以外の大学に所属する学部生を対象に、「特別選抜」や「女子特別選抜」といった制度があります。一定の条件を満たせば、筆記試験が免除されますので、ぜひ検討してみてください。
当研究室に配属されるためには、横浜国立大学が設置している次のコースに入学する必要があります。
このコースで授与される学位は博士(経営学)です。例年、三次募集まで実施され、一次募集の出願締切が7月、三次募集の出願締切が12月となります。こちらも出願の際には英語スコア試験(TOEFL)の提出が必要ですので忘れないように準備してください。入試は口述試験のみで、事前に提出して頂いた研究計画書や審査用論文をもとに質疑する形式です。
他大学からの進学希望者で、日本学術振興会の特別研究員(DC1)への応募を考えている方は対応しますので、余裕を持ってご連絡ください。このほか、職業を有している社会人学生には社会人入試や長期履修制度もありますのでご検討ください。
なお、博士前期課程に所属している大学院生には別途、内部進学試験制度が設けられており、一般入試を受験する必要はありません。
修士論文の執筆に向けて、1週間に1回を目安にグループミーティングを行い、研究を進めていきます。研究テーマは各々の関心・興味に基づいて選択して頂いて構いませんが、2年間しかありませんので入学以前にある程度固まっていると充実した学生生活を送れます。研究テーマや研究スケジュールについて、相談したい方はご連絡ください。
修士課程の学生にも国内外の学会や研究会で発表することを推奨しています。修士課程1年の終わり頃に学会発表、修士課程2年の夏~秋頃に査読付き学術雑誌の投稿を目安としています。
博士号を授与されるためには査読付学術雑誌に掲載する必要があります。そのため、査読付学術雑誌の掲載に向けて、各学生の事情やペースに合わせ、(社会人の場合はオンラインミーティングも駆使しながら)個別ミーティングを行い、研究を進めていきます。博士後期課程は指導教員とのマッチング(研究テーマや指導方針)が重要であるため、事前面談を強くお勧めします。また将来的なアカデミアへの就職も見据えて、博士後期課程の学生には学会や研究会での定期的な報告を義務付けています。
学生室や図書館はありますが、組織の特性上、理系の大学院のような学生が常駐できる研究室がないため、日常的な研究活動のスペースをご自身で用意していただく必要があります。コアタイムは設けていませんので、自身の生活リズムに適したスケジュールで研究を進めてください。また、夜間や休日に研究に関する連絡は基本的に致しません(学会開催中や締切直前は除く)。
研究活動・対外発表にかかる経費(PC代・データ購入費・図書購入費・学会参加費・発表旅費・論文掲載料など)について、可能な限り、研究室で負担します。
TAやRA制度はありますか?
TAは入学翌年度から、RAは適宜募集します。ただし、自身の研究に差し支えない範囲での勤務時間(週1~2日)となります。また、研究テーマや予算、スキルセットの兼ね合いで、必ずしも全員がTA・RAとして雇用されるとは限りません。
学外との共同研究は可能ですか?
可能です。研究テーマによっては私が外部に繋ぐことはありますし、自身で見つけてきても問題ありません。ただし、自身の修士論文や博士論文として発表できないプロジェクトの場合は従事する時間に上限を設ける場合もあります。
他大学の大学院と併願しても問題ありませんか?
はい、問題ありません。また、合格後に進学を辞退することも差し支えありません。進学先の選択は、ご自身の将来の目標に最も適した進路をご選択ください。
研究生は募集していますか?
現在、研究生は募集していません。
長期インターンシップへの参加は可能ですか?
大丈夫です、特に事前相談は必要ありません。研究系のインターンシップ情報については都度共有します。
日本学術振興会の特別研究員(PD)や外国人特別研究員の受け入れは可能ですか?
可能です。受け入れる際には書類を作成する必要があるので、お早めにご相談ください。