毎年6月頃に群馬がん看護フォーラムを開催しています。
群馬県内の看護職・がんサバイバー・看護教員などが参加し、がん看護の質向上について意見交換を行っています。
令和7年6月28日(土)13:30~16:10
今回は、『がんサバイバーのACPを考える〜幅広い世代の多様なニーズを捉える~』をテーマに講演や看護研究の発表が行われました。
特別講演Ⅰ井上 泉子先生には『がんサバイバーへのACPの関わりを考える』、特別講演Ⅱ 篠原 瑞絵先生には『がんを経験して見えてきたもの』をテーマにご講演いただきました。実践で活用できるがんサバイバーへのACPの具体的な推進例や、がん告知からがんピアサポーターとして活動するまでの心境を丁寧にお話しいただきました。ACPやがんに関する情報提供、患者会・ピアサポーターの重要性について考え直す機会になりました。
また、今年度は一般演題を示説のみとし、ポスター前での口演発表を行いました。11演題が発表され、有意義な意見交換が行われました。
特別講演Ⅰの講師と座長
特別講演Ⅱの講師と座長
優秀賞受賞
令和6年6月29日(土)13:00~16:30
今回は、『がんとともに生きる~自分の場所で自分らしく過ごすために~』をテーマに講演や看護研究の発表が行われました。
群馬県健康福祉部 廣田 奈々様に群馬県のがん対策について、特別講演Ⅰ岩城 典子先生には『感じて・気づいて・歩み出す-マギーズ東京での試み-』、特別講演Ⅱ橋本 瑞紀先生には『人生のどん底から見た景色〜私らしく生きた証を残す〜』をテーマにご講演いただきました。病院でも在宅でもない第3の居場所をつくる取り組みやがん体験を通して気づいたことについてお話しいただき、闘病中に作られた歌に涙する参加者もいらっしゃいました。
また、一般演題は口演4演題、示説2演題が発表され、有意義な意見交換が行われました。
令和5年5月27日(土)13:00~16:30
今回は、『今こそ考えよう 地域で暮らすがんサバイバーへの外来継続看護』をテーマに講演や看護研究の発表が行われました。久しぶりの対面開催(一部オンライン開催)となりました。
特別講演Ⅰ遠藤貴美子先生には『がんサバイバーシップを支える外来継続看護』、特別講演Ⅱ三武美紀先生には『がん告知、入院、治療、退院・・そして患者に』をテーマにご講演いただきました。外来での看護介入のタイミングや看護師同士の連携、がんサバイバーさん同士で支え合うことの意味など、看護師の役割について改めて考える機会となりました。
また、一般演題は口演4演題、示説3演題が発表され、活発な意見交換が行われました。
令和4年5月28日(土)13:00~16:30
今回は、『働く世代のがん看護を考えよう』をテーマに講演や看護研究の発表が行われ ました。
特別講演Ⅰ渡辺恵先生には『治療と仕事の両立支援 ~看護師にできること~』、特別講演Ⅱ小池由美先生には『就労支援を通して考えるがん治療期のケア』をテーマにご講演いただきました。日々行っている相談事例を交えながら、分かりやすくご講演していただき、就労支援について改めて考える機会となりました。
また、一般演題は4演題が口演され、示説は4演題が期間限定でWeb公開されました。 (現在は終了しています。)
令和3年5月22日(土)13:00~14:10
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、特別講演Ⅰのみの縮小プログラムとし、初めてのオンライン開催を行いました。
特別講演Ⅰでは慶應義塾大学の矢ヶ崎香先生に「がん治療期のケア・がんサバイバーの 現状と課題」をテーマにご講演いただきました。
示説は7演題を期間限定でWeb公開いたしました。(現在は終了しています。)