【終了】共催イベント

「第26期新風俗学教室」

今期の年間テーマは「東京の風俗Ⅱ」です。同テーマを扱うのは2006年以来となりますが、スカイツリーの登場、観光客の増加、コロナ禍での東京オリンピック開催など、この18年のあいだにも目まぐるしく変化を続けてきた東京は、興味の尽きない現代風俗の研究対象です。今期ではその東京という大きなくくりのなかで、歴史的な流れを含めて、その風俗現象をとらえなおしてみたいと思います。


◆第26期新風俗学教室 第1回(共催:権田保之助研究会)


【テーマ】余暇・娯楽研究の先駆者「権田保之助」を読み直す


【要旨】権田保之助は在野の研究者として、大正期の民衆娯楽に注目し、娯楽を民衆の生活表現の1つとして高く評価した民衆娯楽論を発表した。この視点と主張は今日の「娯楽」状況に対いても有効な議論だと思われる。しかし、権田は昭和期になると、全体主義の風潮に抗しきれず、民衆娯楽を放棄して「国民娯楽」論に転換し、厚生運動(戦後はレクリエーション運動として継続される)の論客として活躍する。権田の軌跡を追いながら「新しい戦前」と言われる現在の状況の中で、改めて余暇や娯楽の意味を問い直してみたい。


【報告者】薗田碩哉

【司会】溝尻真也

【オンラインサポート&コーディネイター】阪本博志,塩谷昌之

【日時】2024年10月12日(土)15時〜18時

【会場】東京大学社会科学研究所 本館1階 第2会議室(104号室)地図


※新しい会場ですので、必ず場所をご確認ください。

※土曜日のため正面入口が閉まっております。幹事がご案内しますので赤門側の裏口でお待ちください。

※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。


【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。

【懇親会】教室終了後に、18時半ごろから懇親会を開く予定です。

【参加資格】

・現代風俗研究会の会員

・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。

※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。

※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。


【参加方法】

参加申込フォームに必要事項を記入の上、送信してください。締め切りは10月9日(水)の23:59までです。申込が完了された方には、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、10月11日(金)中に当日の会場案内およびZoomアドレスをお送りいたします。