さて、放送大学に入学して最初の学期が終了しました。どうでしたか?
科目をたくさん取り過ぎて、消化不良だ。
基本的なことがわかっていないので、復習が必要だ。
もう少し科目が多くとってもやれそうな気がする。
試験が意外に難しかったが、なんだか楽しくなってきた。
みなさんは、どんな感想を持たれましたか?
何度も同じようなことを書いていますが、社会人の学習で一番大事なことは「勉強し続ける」ことだと思います。半年にどれくらいの科目数をとり、どのくらいの学習時間を確保すれば、納得のいく結果が残せると感じておられますか?
半年間、放送大学の学生をしてみて、これからのペース配分について、改めて考えてみましょう。そうすることで、卒業(合計124単位)までの道のりも、少し具体的なものになってくるはずです。
SNSなどで他の放送大学生とつながっていると、自分よりも多くの科目数をとっていたり、自分より深く学習していそうだったりする人に出会うことがあります。つい、「自分ももっとやらなくては」と思いがちです。
そんな必要はありません。もっとも重要なことは「勉強し続ける」ことです。これまでの学習の積み重ねも、もっている目標も、興味のある分野も、そしてそれを活かそうとする方向性も、自分と他人とでは違っていて当たり前です。そんな他人と、学習の進み具合を比較してみたところで全く無意味です。
世の中には、放送大学をいろいろな理由で貶める人がいます。
入学試験がなくて誰でもはいれるんでしょ?
自宅で受験できるからカンニングできるんでしょ?
いまさら勉強しても遅いんじゃないの?
通信制の大学って行く意味あるの?
生涯学習って高齢者の趣味なんじゃないの?
こういう雑音を、笑顔でスルーする強さを持ちたいと思います。
だって、放送大学も楽しいから。勉強が楽しいと、何か問題でも?
ではみなさん、それぞれの目標を目指して、次なる一歩を、踏み出してくださいね!