学習した内容を定着させる方法のひとつに、「コンセプトマップ」という方法があります。
確かな理解のためには、概念どうしを構造化すること、つまり、何と何がどのように関連しているのかを理解することが重要です。そして、脳内で、記憶はネットワークとして保存されていて、関連する知識どうしは思い出しやすくなることが、認知心理学の研究で明らかになっています。「コンセプトマップ」は、こうした知見を参考にした学習法です。
文字だけではイメージしにくいと思いますので、私が実践したときの記事をご覧ください。
この記事は、私が当時履修していた「運動と健康('18)」の学習にコンセプトマップを応用してみたときのことを書いています。「プレマップ」は、教科書を読む前に作成したコンセプトマップで、「ポストマップ」は教科書を読んだ後に作成したものです。
私は「運動と健康('18)」の全15章を通してこの方法を試してみましたが、後半の応用編ではマップの作成がやや難しく感じられました。新しい分野を学習するときに、次々に登場する専門用語を整理して記憶するときに、より適した方法なのかもしれない、と今は考えています。