USODORI-GAME
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『うそどりゲーム』は、まちに住んでいる人や、これからまちに関わりたいと思っている人が、おしゃべりするきっかけをつくるアナログゲームです。一般社団法人ACKTの2024年度アートプログラム「ただの店」に採択され、東京都国立市谷保にある「さえき洋品●(てん)」で、制作から試遊展示まで行いました。
『うそどりゲーム』は、話し手と聞き手に分かれて遊びます。『うそ』の交換を通じ、互いのこと、まちのことを知るきっかけが生まれ、これからまちに関わろうとする人、すでにまちに深く関わっている人など、様々な立場の人同士の交流を促します。
① 話し手となるプレイヤーは、自己紹介やまち紹介など、いくつかのテーマについて話をします。その中で、1つのテーマについては嘘の話をします。
② 聞き手となるプレイヤーは、どの話が嘘だったか推測し、嘘だと思うテーマに自分の『うそどり』を賭けます。
③ 聞き手が噓を当てられたら聞き手はうそどりを取得でき、話し手が嘘をつき通せたら話し手がうそどりを取得します。
ゲームの制作にあたり、谷保天満宮の伝統行事「うそ替え神事」に着想を得ました。自身のうそ鳥を他の人と交換することにより、嘘を帳消しにして、うそとして吉にとり替えるという行事です。
『うそどりゲーム』の制作にあたり、2024年度は、2024/09/29、2025/01/11、2025/02/09、2025/03/09の全4回、「さえき洋品●(てん)」でワークショップを開催しました。
アートプロジェクト「ただの店」全体の活動レポートは、下記の記事をご覧ください。