ゲスナー賞とは
ゲスナー賞とは
ゲスナー賞は、編纂に膨大な時間と労力が必要とされる目録・書誌づくりにおいて、その著作や研究活動を広く世に知らしめ、優れた作品を顕彰することを使命としたアワードです。雄松堂書店が創業65周年を記念して1997年に創設し、書誌学の父コンラート・ゲスナーに因んで「ゲスナー賞」と名づけました。過去7 回の応募作品総数は750 点を超え、金賞5 点・銀賞33 点・特別賞3 点を表彰しました。この度の再開にあたり、新たにデジタルに関わる部門を設け、これからも皆様の高い志と熱意あふれる優れた成果を顕彰し、その著作や研究活動を応援してまいります。どうぞ「第8 回ゲスナー賞」に奮ってご応募ください。
雄松堂書店は2016 年に丸善と経営統合しました。今後は丸善雄松堂の新体制のもとでゲスナー賞を運営してまいります。
第8回ゲスナー賞の開催にあたって
第8回ゲスナー賞の開催にあたって
昨今の情報技術の発展により、人びとが「情報にたどり着くための情報」へのアクセス方法は変化し、紙媒体にとどまらず、デジタルの領域においてより効率的かつ広範な情報アクセス環境の構築が進んでいます。
こうした背景を受け、第8 回ゲスナー賞では、従来の「目録・索引」部門と「本の本」部門に加え、新たに「デジタルによる知の組織化」部門を設けます。新部門の審査員には、佐藤義則先生、谷口祥一先生をお迎えし、デジタルの領域における情報の組織化・体系化の手法や方法論について、新たな可能性を示唆する取り組みを顕彰してまいります。
第8 回の募集にあたりまして、是非、多数の優れた「目録・索引」「本の本」「デジタルによる知の組織化」に関する研究における、皆様の熱意とご努力の成果の応募をお待ちしております。
2018年10月
主 催:丸善雄松堂株式会社
協 力:明治大学図書館
後 援:在日スイス大使館、公益社団法人日本図書館協会、株式会社図書館流通センター、図書館総合展運営委員会