だから作りました。全国のセブンネットプリントサービスより印刷可能です。
<用意するもの>
・JUNK-拳カード…各プレイヤー10枚
※エクストラデッキとして最大3枚まで追加で使用できます。
・6面サイコロ…各プレイヤー1個
※必要に応じて任意の面数のサイコロを用意してください。
<ゲームの目的>
相手のキャラクターを2体倒してゲームに勝利することを目指します。
<デッキのコスト上限>
エクストラデッキを除く、デッキの合計コストには上限があります。このコストを上回らないようにデッキを作らなくてはいけません。
『JUNK-拳』β版ではデッキコストの上限は25です。
<カードの配置場所>
山札
ゲーム中引くカードの束です。裏向きの状態で配置します。
手札
ゲームで使用するカードです。ゲーム開始時に4枚を山札から手札に加えます。
墓地
ゲーム中に破壊されたカードを置きます。
サイド
自分のキャラクターが破壊されたときにサイドのカードを手札に加えます。
ゲーム開始時に山札の一番上のカードを裏向きのままサイドゾーンに配置します。
バトルゾーン
手札からカードを1枚だけ表向きで置くことができます。
ここに置かれたカードは「キャラクターカード」として扱われます。
サポートゾーン
手札からカードを1枚だけ裏向きで置くことができます。
ここに置かれたカードは「サポートカード」として扱われます。
フィールドゾーン
フィールドカードを配置する場所です。各プレイヤー1枚まで置くことができます。
エクストラデッキ
覚醒カード・フィールドカードをまとめて置いておきます。
エクストラデッキのカードは10枚のデッキ枚数に数えません。
<ゲームの流れ>
0⃣準備
ゲーム開始時、山札の一番上のカードを裏向きのままサイドに配置します。山札から4枚を引いて手札にします。
1⃣セットフェーズ
手札の枚数が3枚より少ない時、手札が3枚になるか、山札が尽きるまでカードを引きます。
バトルゾーンにキャラクターカードがない場合、手札から1枚を選んで表向きに配置します。
その後、サイコロを2個振って出た目のうち好きな方の数字を上にしてキャラクターカードの上に置きます。
サポートゾーンにサポートカードがない場合、手札から裏向きにカードを1枚サポートゾーンに置きます。
次のじゃんけんフェーズに移行する前に、お互いの表向きになっているカードを確認することができます。
準備が整い次第、じゃんけんフェーズに移行します。
[覚醒]
同一のキャラクターカードが連続して2ターン以上バトルゾーンにあるとき、覚醒カードが指定するカードであれば「覚醒」をすることができます。
エクストラデッキから覚醒カードを1枚、場のキャラクターカードの上に重ねて、新たにサイコロを1回だけ振り直します。
覚醒したカードは下のカードとともに1枚のキャラクターカードとしてカウントされます。
また、覚醒カードが破壊された場合、一番下のキャラクターカードを墓地に置いて、残りをすべてゲームから除外します。
[交代]
交代を宣言したのちのじゃんけんフェーズ終了時にバトルゾーンにキャラクターカードが場に残っていれば、手札のカードと入れ替えることができます。
交代を宣言したじゃんけんフェーズでは自分の効果を発動することや、相手にダメージを与えることはできません。
交代後のキャラクターは残りの体力をそのまま引き継ぎます。
2⃣じゃんけんフェーズ
プレイヤー同士でじゃんけんをした後、お互いのサポートカードを表向きにします。じゃんけんの結果と出した手に応じた処理を行います。
じゃんけんに勝った場合
自分のキャラクターカードのじゃんけんに勝った手に対応した効果を発動します。
また、自分のサポートカードの属性と同じ手で勝っていたなら、サポートカードの「ATK」「DRAW」「HP」のいずれかの行動とサポートスキルを追加で発動します。
あいこの場合
キャラクターカードの属性を比べて、不利属性(じゃんけんの相性で負ける)のキャラクターに1点のダメージを与えます。
ゲームの勝敗がついていなければ、再びセットフェーズから繰り返します。
3⃣ゲームの勝敗
サイドにカードがない状態で新たに自分のキャラクターカードが破壊されたプレイヤーはこのゲームに敗北します。
このゲームではサイドのカードは1枚ですので、先に相手のキャラクターカードを2枚破壊したプレイヤーの勝利です。
特殊な扱い、動作やコンポーネントの使用を求めるカード群にはそれを表す名前とアイコンがつけられています。
■バレットスキル Bullet Ⅰ~Ⅲ
・バレットスキル・キャラクターは専用マークの付いた手を出したターンの終わりにカウンターを1つ獲得し、その後、指定個数のカウンターを取り除くことで効果をできます。
・保持できるカウンターの最大個数(1~3個)に応じて「BulletⅠ~Ⅲ」のスキル名が表示されています。
・クロックワイズスキル・キャラクター同士で覚醒や交代を行う際、直前のカウンターの獲得状況を引き継ぐことができますが、保有できるカウンターの最大個数を超過していた場合にはその超過分は自動的に取り除かれます。
■クロックワイズスキル Clockwise
・クロックワイズスキルは、カードが時計回りに回転し続けるキャラクタースキルです。
・クロックワイズスキルを持つキャラクターカードは、時計回りに90度回転させた状態で場に出します。その後、セットフェーズを迎えるごとにカードを同方向に90度ずつ回転させて、クロックワイズスキルによって正位置になった時に記載の効果を発動できます。
・クロックワイズスキル・キャラクター同士で覚醒や交代を行う場合、その時点でのカードの向きを引き継ぎます。それ以外の場合には、それぞれの本来の配置方法で場に置かれます。
■ダイスロールスキル Dice rolling
・ダイスロールスキルはセットフェーズの開始時に指定のサイコロを振って出目が条件を満たしたとき効果を発揮します。
・効果は新たにセットフェーズが始まるたびにリセットされ、再びサイコロを振り直します。
・使用できるサイコロがない場合、そのスキルは発動できません。
■ヘイストスキル Haste
・自分のサポートカードを表向きに置いて、サポーターの「ATK」「DRAW」「HP」のいずれかの数値を+1するスキルです。(表向きに置かれたサポートカードはそのターンの終わりに破壊されます。)
・ヘイストスキルカードがサポートゾーンに置かれる時、ヘイストスキル・キャラクターのサポーターと同様に振る舞います。
・この効果はギアカードには適用されず、キャラクター、サポーター同士で重複しません。
■リミテッドカード Limited
・リミテッドカードはデッキに入れることのできる枚数に制限のあるカードを指します。
・リミテッドカードはエクストラデッキも含めてデッキに1枚までしか入れることができません。
■ネクロマンシースキル Necromancy
・ネクロマンシースキル・キャラクターは専用マークの付いた手を出したターンの終わりに、自分か相手の墓地のカードを1枚選んで裏返すことができます。裏向きになったカードはカードデータを一切持たないものとして扱われ、カード名やカテゴリーなどを参照できなくなります。
・すでに裏向きになっているカードを選択する際、すのプレイヤーの墓地の裏向きになっているカードすべての中からランダムに選びます。
■「攻撃力を+1する」
Q.あいこで相手にダメージが発生するときにも適用されますか?
Q.「HP」や「DRAW」の数値は変化しますか?
A.適用されません。「ATK」の行動で相手に与えるダメージ量が増加する効果です。
■「ダメージ効果」
Q.同時に「ダメージを受ける」効果と「体力を回復する」効果が発動した場合、どちらが優先されますか?
A.ダメージ効果が優先されます。ダメージ処理を終えた時点で残り体力が0以下になっていた場合、体力を回復する効果は発動せずそのままそのキャラクターカードは破壊されます。
■バレットスキル
Q.バレットスキルカードを覚醒または交代させるときに取得しているカウンターはどうなりますか?
A.覚醒時のみ直前の状態を引き継ぐことができますが、保有できるカウンターの最大個数を超過していた場合にはその超過分は自動的に取り除かれます。
Q.カウンターを取得できる手を出したターンにキャラクターが破壊されてしまいました。
A.その場合、カウンターを取得することはできません。ちなみに交代選択中に出した手ではカウンターを取得することはできません。
■クロックワイズスキル
Q.クロックワイズスキルカードを覚醒または交代させるときにカードの向きはどうなりますか?
A.クロックワイズスキル・キャラクター同士で覚醒や交代を行う場合には、その時点でのカードの向きを引き継ぎます。それ以外の場合には、それぞれの本来の配置方法で場に置かれます。
■ダイスロールスキル
Q.キャラクタースキル「{1d6=6}⇒」とは何ですか?
A.ダイスロールスキルといいます。特殊なスキルを持つカード > ダイスロールスキルをご参照ください。
Q.指定されたサイコロがありません。どうしたらいいですか?
A.使用できるサイコロがない場合、そのスキルは発動できません。また、机の上が散らかっていてサイコロの捜索のために長時間ゲームが中断される場合にもスキル発動の判定はスキップされます。(だいたい1分以内にダイスロールを完了するようにしてください。)
■ネクロマンシースキル
Q.ネクロマンシースキルの発動ターンにキャラクターが破壊されてしまいました。
A.その場合、カードを裏返す効果の発動はできません。ちなみに交代選択中に出した手では同様にスキルの発動はできません。
配置場所によって、名称や使用できるスキルが変わります。
スキルや覚醒カードは【カード名】または《カテゴリー》でカードを指定することがあります。
(1)キャラクターカード
・戦闘をするカードです。
・キャラクタースキル(CHARACTER SKIL)を使用することができます。
・場に置いたときに振ったサイコロが体力を表します。
・じゃんけんに勝ったとき、勝った手に対応した行動を取ることができます。
(2)サポートカード (サポーター)
・キャラクターカードのサポートをします。
・サポーターの属性と一致する手で勝ったとき、対応する「ATK」「DRAW」「HP」のいずれかの行動とともに、サポートスキル(SUPPORT SKIL)を使用することができます。
・パッシブスキル(<PASSIVE>)の場合、じゃんけんの勝敗に関わらず常にスキルの効果を発揮します。
・サポーターの属性と一致する手で勝ったターンの終了時、またはサポートゾーンにカードを置いてから連続してジャンケンフェーズを2度終えたときに自動的にサポーターのカードは破壊されます。
エクストラカードは通常のデッキ10枚とは別に、最大3枚まで使用できる特別なカードです。
エクストラデッキとしてまとめられ、好きな時に宣言をして使用することができます。
・覚醒カードを使用するには、そのカードが指定する【キャラクター】または《カテゴリー》のカードが、連続して2ターン以上バトルゾーンにとどまっている必要があります。(画像の場合【フーコ】)
・セットフェーズ中に、宣言をして覚醒カードを場のキャラクターカードの上に重ねて場に出します。このとき、サイコロを一度振って新たに体力を決定します。
・覚醒キャラクターは交代を選択することができません。
・重ねたカードは全て1枚のカードとして扱い、場を離れるときは、先頭のカード(EXカード)をゲームから除外して、ほかを持ち主の墓地に置きます。また、場に置いたときに改めてサイコロを1度だけ振りなおして体力を決めます。
・セットフェーズ中にフィールドゾーンに空きがあれば、フィールドカードを置くことができます。
その後、サイコロを記載のカウント数(時計アイコンが隣接した円の中の数字)と同じ数字を上にして、カードの上に置きます。
・フィールドカードは、フィールドゾーンにある間、「自分」「相手」「全員」を対象に効果を発動します。
セットフェーズ中、サイコロの数字を減らして効果を発動することができます。
・フィールドカードは、じゃんけんフェーズの終わりにカードの上のサイコロの数字を1つ減らします。
この数字が1を下回った時点でそのフィールドカードは破壊され、ゲームから除外します。
また、他のプレイヤーが属性の相性で有利なフィールドカードを新たに出した場合にもフィールドカードは破壊されます。
(同じターンにカードを置いた場合には破壊効果は発動しません)
・セットフェーズ中にサポートゾーンに空きがあれば、ギアカードを置くことができます。
この時カードは表向きにし、サイコロを記載の耐久度(五角形内の数字)と同じ数字を上にしてカードの上に置きます。
・ギアカードは、サポートゾーンにある間、自分のキャラクターカードを対象に記載された効果を発動します。
・自分のサポートゾーンにギアカードがある間、新たにほかのカードをサポートゾーンに置くことはできません。
・キャラクターカードがバトルゾーンを離れたときや、覚醒をしたとき、既に置かれていたギアカードはゲームから除外されます。
・ギアカードには「耐久度」が存在し、特定のイベントが起こった際にサイコロの数字を1つ減らします。
この数字が1を下回ったターンの終了時にこのカードはゲームから除外されます。
ボドゲ版JUNK-拳 ~富豪にのみ許されたルール~
カードをたくさん印刷した人、公開されているカードセットを遊びつくした人のためのルールです。
※ボードゲーム化JUNK-拳)を目指して考案されました。完成版ルールではさらに変更が加えられている可能性があります。
ゲームルールの変更、追加
ゲームの基本ルールに以下の変更、追加を行います。
・デッキ枚数を30枚(+EXカード最大3枚)に変更
・デッキコスト上限の撤廃
・サイド枚数を2枚に変更
・山札、手札が0枚のときに最後の1枚(2枚目)のサイドを取ったとき「サレンダー(降参)」を選択できる
ゲームの進行
本ルールでは、①パック購入フェーズ、②デッキ構築フェーズ、③対戦フェーズに分かれて進行します。
①パック購入フェーズ
※カードパックの購入に見立てて遊びます。
すべてのカードをよく切り、5枚ずつの山にして裏向きに並べます。
EXカードを裏向きの状態で山に1枚ずつ加えます。余りは使用しません。
各プレイヤーは交互に山を選んで自分の持ち札にします。これを持ち札の枚数が40枚を超えるまで繰り返します。
プレイヤーの持ち札にならなかったカードは④まで使用しません。
②デッキ構築フェーズ
※5分間
プレイヤーは自分の持ち札からデッキを作ります。
③対戦フェーズ
上記の変更を加えた『JUNK-拳』の対戦をします。
④パック購入フェーズ2
※複数回対戦する場合や、複数人でゲームに参加している場合
・対戦フェーズで勝利したプレイヤーは、相手プレイヤーの持ち札から好きなカードを2枚受け取り、代わりにカードを2枚渡します。
・①で選ばなかった残りの山を交互に選んで持ち札にします。
⑤デッキ構築フェーズ2
⑥対戦フェーズ2