国際会議に論文投稿する場合,最初に指導教員の了解を得る.費用の面でも指導教員に確認しておくこと.
海外渡航の寸前まで指導教員が何にも知らない場合,すべてキャンセルと考えて下さい(万一,事故が起こった際,指導教員の責任が大きいからです).
会議名・投稿論文タイトルの連絡,採択されたか否かの連絡,最終原稿の配布,を忘れないようにする(オンライン原稿でも可,名前の入っている先生全員に).
国際会議で発表するためには,英会話の勉強は必須です.ラジオ,TV,CD,テープ,英会話教室などを利用し,毎日,英会話に接すること.
渡航までに発表練習・質問対策を十分に行う.
渡航先では,英語に親しむ努力を続ける.
渡航日程,渡航先(国,町),滞在ホテル(電話,Email連絡方法),利用航空会社と旅行代理店名,緊急時連絡先(保護者への連絡先),同行者氏名を自身の指導教員に伝える.
海外渡航することに関し,家族(保護者)の了解を得る.上記「7」の情報を保護者に連絡.家族が了解しない場合は渡航を中止すること.
渡航先の情報を自分自身でも収集する.最悪一人になっても帰国できるように.
不幸にも海外でたった一人になった場合でも,絶対に慌てない.パニックになり走り回る人がいるが,これはいけない.必ず周囲を見渡し,自分のいる位置の確認と同行者の所在をまず確認することを試みる.走り回るとかえって同行者との距離が遠くなる場合が多い.
目的地までの交通,宿泊ホテルは渡航前に十分に把握しておくこと.
現地空港や駅への到着が深夜になる場合は,タクシーやバス等の交通情報をシッカリと 把握しておくこと.事前に送迎を予約しておくことも必要.治安に不安を感じる際は, 現地への到着方法を見直すこと.
パスポート,クレジットカード,渡航費用を準備する.
渡航先が危険な場合(治安,テロ・戦争,感染症の可能性など),渡航を中止するが,不服を言わない.
渡航費用に関しては各自で指導教員に相談すること.ただし,先生の研究費が少ない時,援助額(最大でも必要経費の2/3程度)も減るが不服を言わない(最悪,自費でお願い).
ドクターコース学生は,財団や大学の助成に積極的に申請し,自分で費用を得る努力を惜しまないこと.
渡航中は同行する先生の言うことには従う.勝手な行動は御法度.少なくとも,先生は海外旅行の先輩である(達人ではないが).素直に耳を傾ける.
国際会議発表のために,学生一人だけで海外渡航させることは,特殊な場合を除いて,まず無いです.最低でも家族同伴で.
ただし,上記の諸注意が守られていない場合,私は行きません.援助も不可.
講義を休む旨を講義担当教員に連絡する.大学院輪講は要注意.
健康に不安がある場合は医師及び指導教員に相談し,無理はしない.なお,海外で医療機関等のお世話になると多額の費用が必要となります.海外旅行用の保険には加入しておきましょう.
海外での国際会議発表を考えている人は,普段から海外渡航費用を貯金しておきましょう.月1万円程度は.
教育研究者を目指す人は早い段階で国際会議参加を心掛けましょう(グローバリゼーションを!).
1. 特に,航空券は最後の最後までキャンセルしないように.
2. スマホのバッテリー残量に注意.画面の明るさを暗くしたり,機内モードを活用したり,アプリのバックグラウンド更新等をオフにしたりする.
3. スマホバッテリーはPCから充電できる場合があります.常に,PCをフル充電しておく.
まず,パスポートを取得(絶対に紛失しないように工夫!).有効期限を確認.渡航先国により,必要な有効期限が異なる.
ビザが必要か否かの確認.
外務省「たびレジ 」に登録する.
クレジットカード(緊急時連絡先を確認)は各自に必要.クレジットカードが無ければ,緊急時,多額の現金が必要になる.ホテルチェックインでも必要になる.
現金(両替用,2~4万円,その他必要額)が必要.T/Cでも可.現地でATMで引き出すことも可能(ただし,最近ATMでカード情報と暗証番号をスキミングされる事件が多発).
発表用原稿,or パソコン,を忘れないように.
薬(余分に持っていくこと,頭痛薬,解熱,胃腸薬,目薬,その他,各自の常備薬).海外では日本語の通じる医者は少ない.
パスポートの紛失に備えて,パスポートのコピーと写真(2枚)常に保持.戸籍謄本(抄本)があるとなお良いが,免許証でもよい.
パスポートを紛失すると泣くことになる.日本大使館や領事館は日本人に対しては冷酷な場合も... ,絶対に紛失しない工夫をしておくこと.もし紛失してしまったら,現地の警察で紛失証明(ポリスレポート)を作成してもらってから,大使館か領事館に行く.
現地の情報は可能な限り集め,犯罪者にならないように注意する.宗教的タブーにも注意.
海外では残念ながら日本人を標的にした犯罪が多発しています.スリや置き引きには常に注意する.
財布やスマホ,高級カメラなどを極力見られないようにする.ポケットに入れても財布が見える状態など,言語道断である.現金は複数に分けて持っていくこと.
「郷には入れば郷に従え」,日本のやり方は通じない.現地のマナーを守ろう.宗教的な慣習には要注意.イスラム教諸国では,左手で相手に触れないように.指さすのも厳禁.子供の頭を触るとケンカになる.
公共のスペースでは騒がない,公共の場でのタバコ・飲酒は禁止されていることが多い.
自分の命は自分で守る覚悟で行く.日本国内と同じ考えではダメ.
治安がよいと言われている街でも,時間と場所を間違えると危険が多いことを肝に銘じる. 現地の情報収集は個人の義務・責任である.現地の下調べをせずに海外渡航することは禁止.
銃声や爆発音が発生した場合,すぐに身体をできるだけ低くする.そこに寝そべる(横になる)のが良い.そして,周囲を見回して安全を確認し,すぐにその場を離れること.絶対に危険な方に近づかないように.
現地では,警察や軍関係(人や装備,軍用車,艦船,建造物など)の写真撮影を絶対にしないように.スパイ行為と見なされる場合があります.
その他,現地の情報誌,名詞(日英兼用),海外用携帯電話,スリッパ,お茶,お菓子,機内用マクラ,カップラーメン(お箸)など,あれば重宝する.ただし,カップ麺はオーストラリア・アメリカなど食物・植物の持ち込みに厳しい国に行く際は要注意.肉類もダメ.さらに,お菓子類の中には持ち込み禁止品もあるので要注意.ロッテの「チョコたまご」で罰金となった事例も.
自分の荷物は自分で持ち運びできる範囲内に止める.他人に任せてはいけない.また,他人の荷物を引き受けてはいけない.他人の荷物を安易に引き受けて犯罪者扱いされる場合があります.預かった荷物に麻薬類や爆発物が入っていると,死刑になる場合があります. 全て断りましょう.相手が日本人でも同じです.
特に,麻薬類の持ち込みに厳しい国(中国や東南アジア諸国)では,他人からの 荷物は一時的であっても預かることは厳禁である.もちろん,麻薬類には手を 出さないように! 麻薬類の持ち込み,所持は死刑判決となる場合がある.
スーパーなどで,アルコール販売の年齢制限があることが多いが,他人に頼まれて, 代理でアルコール類を購入することは厳禁である.
国により,チップが必要である.ただし,サービス料が付加されている時は不要.また渡す額が多すぎるとバカにされる.ハワイでは,日本人相手の時は,最初からチップ込みの料金を要求してくる場合があり,対応が難しい.最初からチップを要求する店・ツアー会社・タクシーなどは利用を避けよう.
海外で体調を崩す(発熱,腰痛,その他)と同行者全員に迷惑を掛けることになる. また,発表に影響することもある.普段から運動の習慣を身につけ,海外で元気に活動できる身体にしておく.
スマホを海外に持っていく場合には,途中の航空機内では機内モードにしておく.また,現地でも機内モードにしておいて,無線LANで接続することが望ましい.日本国内と同じ使い方をすると,後で高額の通信料金が課金されて泣くことになる.
アジアやヨーロッパで多いのが,日本のお金を見せて欲しいと言われること.絶対にお金は出さないように.盗まれたり,紙幣枚数をごまかす人が多い.現地での両替の際は,紙幣の枚数を誤魔化していないか注意する.
とにかく,海外では日本の常識は全く通じません.それを忘れずに.
国や地域により、狂犬病に感染した犬や動物がいます。可能なら、渡航前にワクチン接種しておきましょう。もし噛まれたり傷を負わされたりした場合には、至急、現地の病院でワクチン注射を受けること。また、帰国後、大至急病院に行き、ワクチン注射を! 狂犬病は発病すると助かりません。
喫煙者は海外で迷惑をかけることがあります.禁煙してから海外へ.
その他,先生に聞く.
パスポート,そのコピー,顔写真,(戸籍謄本があればベスト,もしくは免許証かマイナンバーカード)
クレジットカード
現金(行き先により額は変わる)
薬類(頭痛薬,胃腸薬,アレルギー等の点鼻薬,目薬,正露丸,絆創膏,体温計など)
暑い地域へは虫除けなども必要. 蚊に刺されないようにする.マラリア・デング熱等に感染することがある
発表用パワポ & PC
ホテル予約確認書,飛行機チケット(E-ticket控え等)
海外用携帯電話,充電器
デジカメ (スマホがあれば不要かも)
名刺(博士後期学生)
サングラス・帽子
シェーバー
下着(靴下,パンツ,シャツ)
服,ズボン,ジャケット(上着)
室内・室外スリッパ
ジャージ(パジャマ用),Tシャツ
歯磨きセット,フェイスソープ,洗剤
爪切り,耳かき(長期の場合)
割り箸と樹脂製スプーン
電源アダプター(海外コンセント用,変圧器は重い)
現地の情報本(地球の歩き方など) も重要
ティッシュペーパーを多めに(海外のトイレは紙が無いこともある.日本と比べて,例えばヨーロッパのトイレは一般的に汚いし,数が少ない) ,アルコール除菌ウェットティッシュも重宝する
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