平素より、お世話になっております。福島県臨床心理士会は、創立当初から広く県民に向けた活動を実施してきました。具体的には、こころの健康会議、こころの健康電話相談がそういった活動にあたります。こころの健康会議では、その時機のトレンドに合った内容を取り上げ、会員のみならず、県民の方々にもご参加いただき、好評をいただいております。こころの健康電話相談は、会員から相談員を募り、毎年、数件~10件程度の相談を受けております。いずれも年一回の開催ではありますが、今後も継続していきたいと考えています。当会は、職能団体として、「内」(会員)と「外」(県民)の双方を向いていることが強みであり、先達が築いてきた功績でもあります。正確には、「内と外」という表現よりも、むしろメタ視点で外側から全体を見ているといったほうが適切かもしれません。
福島県は、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故により、未曽有の大災害に見舞われました。14年が経過した今でも、その傷は癒しの途上にあり、幾重にも堆積した地層のように、県民の心に強く残っております。私たち臨床心理士には、長期的な視座に立ち、地域住民に寄り添い続ける姿勢が求められています。昨今の心理臨床は、伝統的・古典的な枠を基本としながらも、そこに新たな価値観や柔軟性を加え、膨らみやしなやかさのある実践へと変化してきました。
多様性が叫ばれる時代に即応できるよう、当会はこれからも一致団結して、メタ視点で「内」と「外」の双方を向いて活動してまいります。よろしくお願い申し上げます。
令和7年5月12日
福島県臨床心理士会
会長 須藤康宏
福島県臨床心理士会:規約と倫理規程
【会長】
須藤 康宏
【副会長】
目黒 摩樹
【副会長】
佐藤 則行
【事務局長】
酒井 良子
【会計】
鈴木 恵美
【監事】
佐藤 雅枝
【監事】
渡辺 雅子
【県北幹事】
相馬 智子
【県北幹事】
遠藤 宏美
【県中南幹事】
酒井 良子
【県中南幹事】
中田 佑典
【会津幹事】
泉館 剛
【会津幹事】
小島 友美
【相双・いわき幹事】
深澤 国之
【相双・いわき幹事】
大和田 瞳
<総務企画部門>:委員長・副委員長
【広報委員会】
長:佐藤 奏恵
副:落合 美香
【研修委員会】
長:横山 秀和
副:渡邉 宏周
【倫理委員会】
長:佐藤 睦子
<領域別部門>:委員長・副委員長
【教育領域委員会】
長:横山 美香
副:鈴木 明子
副:金成 美恵
【被害者支援委員会】
長:橋本 節子
【児童福祉・子育て支援委員会】
長:佐藤 明宏
副:佐藤 佑貴
【高齢者支援委員会】
長:菅沼 恒平
副:棯木 雄史
【医療保健委員会】
長:松本 貴智
副:藤井 理子
【産業・組織領域委員会】
長:菅原 理恵
副:本多 忠勝
<顧問>
内山 清一
<代議員>(日本臨床心理士会福島ブロック選出)
佐藤 佑貴
(最終更新:2025/5/11)