質問は「#教えて白椿学園長」にて募集中
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学園側としては「転入」してきた、ということにはしているけれど、どうだろうね。男子生徒が彼女たちに話すか、否かじゃないかな。
例えば、彼らが彼女たちに売られたことを打ち明け、この学園に皆が不信感を持ったとしても、ここは何も変わらない。
閉鎖的で、孤立した、逃げ場などない箱庭だ。
だから、僕たちは彼らが打ち明ける行為を制圧したりはしないさ。
さあ、どうだろうね。
入学手続きの際に、女子には契約の件は話しているが、男子には話していないからね。
ああ、でも、知っている子は知っているんじゃないかな。契約の噂が出回っているのは、僕の耳にも入っているし。
ただ、現状では「この学園には血を口に含む儀式がある」程度だ。例えばそれが「この学園には、人魚の婚姻の儀式がある」などになった場合は、どんな手を使っても鎮圧させるけどね。
だが、元々この学園は異質な箱庭だ。
そんな異質な箱庭には、少し狂った噂があるくらいがちょうどいい。
禁止だね。
外部との交流を持つことになるから一貫して禁止だよ。お小遣いもあげてるしね。そこは平等だ。
手伝いとかであれば、購買でのお手伝いが可能だけど、金銭は発生しないよ。
あるよ。契約できないまま恋情を抱えた人魚の最期は悲惨なものが多い。
しかし、こればかりはどうしようもないからね。私たちとて、女子生徒たちの感情は制御できない。
いるね。
別に僕自身、出生自体あまり気にしていないというのもあるから、特に規定なく受け入れてるよ。
戻れないよ。それが、規約だ。
違反した場合は男子生徒と引き換えに渡した金銭はすべて返還してもらうことになっているし、違約金も発生する。
政府というのは恐ろしいものでね、どこにでも政府の目がある。騙せるなどとは思わないことだね。
上記の設定詳細はこちらから
できなくもない。ただ、条件はある。刺青に関しては特に規定は設けていないよ。別に周囲に害を成すものではないからね。
ただ身体の欠損に関しては日常生活が一人で送れる程度のものであること。病気に関しては、先の条件を含め、周囲に感染のおそれがないものであること。というところかな。
入学は可能だよ。
条件は国籍が大和のものであること。
海外の国籍だとさすがに厄介なことになるからね。
それ以外は特にないかな。
不可だね。
一見で人魚か、人間か判別できなくなるからね。
できるね。
元々男子生徒をこの学園で受け入れるようになったのは、人魚の手によって村での男の失踪が相次いだためだ。失踪、つまり連絡が取れないということだ。その失踪が相次ぎ、広がればどうなる? 失踪した者を探す人間が増えるね。さらに言えば、原因を探ろうと色々なものが動く。それは結果的に見れば、人魚の存在の暴露につながるだろう。
だったら最初から連絡を取れないように親族と本人に合意させておくのが安心――だというのが、僕と国側のお偉いさん方の判断だ。
ただ、人魚は違うだろう?
元々人間と契約するために陸に上がります。人間という存在も何もかもを知っている。だから、人魚側に連絡を断たせる理由はないわけだ。
そうだよ。
何せ、男子生徒を編入を許可したのは試験的なものだからね。
1年から入学した男子生徒、3年で入学した男子生徒、滞在期間に差があるが、その差によってどのような結果となるのかを試しているんだ。
――ああ、彼らには内緒ね。
基本的には自由自在に変えられるし、制約のない子の方が多いんじゃないかな。
海は人間の不可侵領域だ。僕が把握できていないところも大いにある。
今のところ、そういった制約を持っている子に僕は出会ったことがないけど、いてもおかしくはないね。
ないね。
女性もののコート自体あまり聞いたことはないな。
襟巻--ストールと言った方が響きはいいかな。ウールが最近国内で生産されるようになったから、それらを使っている子は見るけれど、どちらにせよ学校支給のものではないね。
手続きの際に告知されているね。
「条件を満たさざる限り、卒業後は従軍を命ず」と誓約書に書いてあるよ。
結論から言えば、いいえ、だね。
根本的に、天ノ海学園は名義こそ学園の名を語っているが、実際のところは人魚たちを隔離するための牢獄だ。
彼女たちが特に恋愛に憧れるであろう時期に陸上に上がらせる許可を出し、この学園内に閉じ込めることで、彼女たちの好奇心を抑え、多岐多様になるであろう被害を減らすのがこの学園の根本的な目的だからね。
抜け道を見つけて、村の男を攫うのはさすがに驚いたけど――うん、僕の詰めが甘かったね。
ただ、人魚の種族によっては学校という名の教育制度を設けている種族もいるみたいだね。地上に上がる彼女たちのために作ったと聞いたことがある。その他の種族は、母親が子供に教育する方針をとっているところもあるようだし、種族ごとによりけり、じゃないかな。
人間は1873年に学制という教育制度が定められてから、小学校は義務教育となっているよ。
大体、4組あたりが平均だね。とはいえ、年度によって差があるから断言はできないけど。
ないよ。
入学の際に、浴衣の寝巻一式渡されるけれど、使うか使わないかは自由だね。
無論、小遣いの範囲内であれば新しく購入しても構わないよ。
量によりけりというところかな。ただ、あまり多くは持ち込めないよ。元々収納する場所も多くはないしね。学園側から、3辺1寸の箱が渡されるからそれに収まる範囲では持ち込みができる。
当然、監査は入るけれどね。
あるよ。
春に体育祭、冬になれば部活別の発表会があるね。
あと休暇は、春に1週間、夏に2週間、秋に1週間、冬に2週間とそれぞれあるよ。
実家に帰れるのは人魚のみになってしまうけれどね。
うん、あるね。
人魚側が火傷を負うことにはなるとはいえ、不純行為を働いたのは片方の問題ではないだろう。連帯責任にしないと公平さは欠ける。だから、ペアで1ヶ月間、学校の清掃などの奉仕活動にあたってもらうことになるよ。
ああ、でも、それはさておき、男子生徒のみ追加で反省文を2週間提出はさせるけどね。
ないよ。基本的に、教師で事足りるしね。
たまに手伝いに来てくれる生徒はいるようだけど。
元々天ノ海学園は国が直営している学園だからね。
他言無用すら守れば、殺されやしないさ。
とはいえ戸籍ははく奪しているから、国の軍に所属してもらうことになるけど。
まあ、今の時代珍しくないからね。
ないね。
体動かすのが好きな子は、自分で運動部に所属したりしてもらってる。なんせ、足が痛んでしまってる子たちもいるからね。その子たちのことを考えるとなかなか難しいところがあって、組み込めていないんだ。
とはいえ、彼女たちは人魚だから、海は定期的に恋しくなるだろうし、そう思って抜け穴があるんだ。
海に通じる道。
あ、内緒だよ。男子たちにバレたら面倒だ。
いたし、いるよ。
ここの学園の教師は人魚、あるいは人魚と契約した者で形成されている。
この学園が男子学生の入学を許可した経緯は、知っているかい。
一応話すと近隣の村の男たちがこの学園の女子生徒に攫われてしまうようになったためだ。
その件の攫われた男たちが、この学園の男性教師として働いてくれているよ。
まあ、これは管理しきれていなかった僕の責任でもあるからね。いやはや、難儀なものだよ。
できるよ。
おや、おや、もしや興味がおありかい? 喜んで、案内するよ。
壱、弐、参だね。
ないよ。ここは勉学を目的とはしていないからね。
とはいいつつ、あまりにも見過ごせないような場合はお小遣い減額するけど。
君たちのここでの本分は勉学だからね。それと――ああ、いや、なんでもないさ。
まあ、くれぐれもさぼらないように。
天ノ海学園は9月入学だよ。外部の学園は4月入学が主流になっているようだけれど、昔は統一されていなくて春か秋のどちらかが多かったんだ。夏と冬もあったみたいだね。
ここ数十年の間に一気に学校の制度が整い始めたから、統一化の動きが出てきているけど、もし4月入学になった場合人魚たちにも伝達しなくてはいけないからなあ。彼らに、そういう伝達を届けるのかなり手間なんだよね……
夏季休暇はあるよ。女子生徒たちは海に帰る子が多いけど、男子生徒は……ねぇ。諦めて、学園で過ごしてもらおうか。
とはいえ、授業はないからね。
設備を破壊しない、学園の外に出ない、立ち入り禁止の場所には入らない以外は好きにしてくれて構わないよ。
宿題はあるね。
今までの授業範囲をまとめた宿題と、日誌の提出。それくらいかな。
日誌は僕も目を通すから、あまり変なことは書かないほうがいいかもね。
人魚の能力次第だね。
人魚の中には人間を水中に対応させる能力を持っている子たちもいるみたいでね、僕の知り合いはそれで海に引きずり込まれたよ。
元気かなあ、彼――
君たち次第だね、としか回答できないな。
難易度が高いかい? でも難しいからこそ、成したときに意味を持つと僕は思うよ。
血の能力は本人にも影響が出ることは何回か観測されてるよ。
過去に自分自身のみに影響を与えて、日常生活が困難になった子もいたね。その子は、契約者以外と喋るとどんどん視界が見えなくなってしまう能力だった。
それなりに援助はしたけども、なかなか能力というのは厄介なものだよ。
どこにでも。
この学園は国と連携した機関だからね。戸籍を消すこともできれば、新たに与えることもできる。
だから、卒業した者は人魚と共に地上はもちろん、帝都にだって住むこともできる。就職先もおそらく君たちが持っているよりも融通が利く……従軍も可能だ。
ただ、不老不死の力を持つ子たちは、やはり奇異の目で見られてしまうからね。そういう子たちの大半は学園に務めるか……ここの近くの村の住民になるか。そうだ、秋灯日に飛ばす灯篭があるだろう。そこに使用される赤い蝋燭はその村の特産品なんだ。きれいだよね。
ああ、いけない。話が反れた。年を取ると無駄に話が長くなってばかりで良くないね。
まあ、契約者同士でどこに向かうかは話し合って決めてくれ。契約したものには卒業後の希望書を渡すから、くれぐれも提出忘れないように。提出忘れの場合はさすがにどうしようもない。
適正に卒業だね。
先に卒業した子たちは、学園のお手伝いか、或いは件の村に下りてもらうことになるかな。あ、僕の直属のお手伝いも可能だよ! 若干名だけどね。
まあ……冗談はさておき、一応、帝都等で先に働きたいっていう場合は、それも可能だ。あとで卒業する子は絶対に君たちの元に送り届けるから、安心してくれ。
ひゃく隠し通すことはできないのは、僕とて承知しているからね。
バレたときは両生徒共にこれらの出来事を禁口とし、書類に署名してもらうよ。
破った場合は、退学処置だ。人魚は二度と陸に上がれないし、男児は卒業前に軍に所属してもらうことになる。
教えた場合は、人魚のみ退学だ。男子学生はバレたときと同様の処置になる。
契約前の男に人魚だと教えないこと、それはこの学園に入学させたと同時に人魚たちには同意させている。
難しいとは思うけど、男子学生が無理に女子生徒から聞き出した場合は、この真逆の対応だ。
事故であればある程度寛容に見るが、故意を許すわけにはいかない。これは、この学園のみではなくこの国で生きるために必要なことだ。
くれぐれも退学処置を取らなくてはいけない出来事が起きないことを祈っているよ。
契約したときに同一の場所に痣が出現することは知っているかい?
同一の痣が確認された者同士での接触は免除しているよ。とはいえ、表向きは不純行為は禁じられているからほどほどに。
ここは学園という体だから、ね。
一応、契約した時点で卒業後のそれらの保証は確約されてるよ。
人間側も、人魚側も同じだ。従軍したり、海に還ってもらうことは無いね。本人の希望であれば無理強いはしないけれど。
ただ当然ながら人間はどの道を歩んでも、他言無用ではあるけどね。
ああ、そうだ。ひとつ注意なのは契約した時点で、他の相手との恋愛関係はできないと思っていた方がいい。
人魚はその性質上であるが、人間もまた契りの痣が発生した時点で、他者との恋愛関係は許されなくなる。
万一、契約相手以外の相手と添い遂げるようなことをすれば、痣は全身に広がり死に至る。体は透明になって、あとには何も残らない。
可能だよ。卒業したもの、ましてや契約相手であれば、内情を隠す必要はないからね。
万一、漏らすようなことがあれば禁止するけど、何せ運用し始めたばかりだからね。いろいろこちらも模索しているのさ。
できないことはないね。
ただ、その場合、女子生徒――人魚は海に帰らなければいけないし、男子生徒の従軍は絶対だ。
再開もかなり難しいだろうけれど、それでも問題がないのであればいいんじゃないかな。
制限時間、ねえ……人魚の姿に戻る、ということかな。
それだったらないよ。
陸に上がっている間、対応しきれていない子は足の痛みが激しくなったりすることはあるようだけれどね。個体差によりけりだね。
あるよ。
ただ、宗教名は君たちの知っているものとは違うかもしれない。
※史実の宗教は様々な歴史や顔を持っています。ですので、宗教名は伏せるなどの配慮のご協力お願いします。いるね。河口付近の子もいるよ。
君たち人間の火傷と同じだよ。
例えば、君たちが熱した鉄に触れた、或いは握った。この場合、双方の火傷の程度は違うだろう? つまりは、そういうことだ。
男は女性より体温が高いからね。それこそ、熱した鉄に触れるようなものさ。
ああ、でも、体温が低い子と接触した場合は火傷も軽度なことが多いね。
どの程度、の基準が難しいところだけれど、洋服であれば一般市民に少しずつ着られはじめているけれど和服がまだ一般的だし、食事であればまだ和食が根強いね。
洋食は……うん。味が濃くて苦手なんだよ、僕。そういった人はかなり多いね。
それがねぇ……妙な話なのだけれど、人間以外の動物、あるいは熱のあるものに接触しても彼女たちは火傷しないんだよね。当然、熱すぎるものに触れると火傷はするけど。
僕も、これに関しては不思議で調べてはいるよ……でも、理由は完全には特定はできていない。
ただ、仮説として、人間への危険信号のひとつなのかもしれないね。
昔、人間は不老不死の力を求めて、人魚を乱獲しようとした時期があってね……うん、実に愚かなことだけれど。だから、人魚にとって人間は危険なものだと、己に理解させるために火傷をするようになったんじゃないかと僕は考えているよ。
――まあ、あくまでも仮説のひとつとして考えてくれ。
種族によりけりだから一貫はしてないね。ただ基本的には平均120年って聞いたことが……あるような。
ただ、本当に不老不死の人魚もこの学校にはいたよ。姿は年を取る種族もいれば、一定期間年を取ったら若い姿に戻る種族もいるし、若いままの子もいるね。
するよ。
この前、イルカの人魚の女子生徒が白椿たちに歌を聞かせていた。たいそう楽しそうだったよ。
(主催がお送りします)
個人の采配にお任せします。
例えばですが、空を飛ぶ人魚だったり、腕がロボットの義手人間だとかは、人魚・人間の範疇から明らかに超えていますし、世界観を破壊する恐れがあるのでお止めください。
前提として、ここは大和大帝国です。
実在しない髪・目の色を持っていたりする人々が生活し、人魚が存在する世界なので私たちが思う世界とは少しずれがあります。
※明らかに世界観を破壊しかねないものを主催が確認した際は、アナウンスさせていただく可能性があります。
ほとんどないと思うよ。
学園の立地が断崖絶壁なうえに海も流れが強く荒れているからね。
いたとしてもほとんど見えない。