私たちの挑戦は、2019年1月からスタートしました。
同じ高校に通っていた同級生たちが集まり、高校生や教育の在り方について議論を深め、ワクワクする体験をたくさんの高校生に提供してきました。
進路の関係で、スタート初期のチームで活動することはなくなってしまいましたが、ここにこれまでの私達の軌跡を残します。
世の中には、少子高齢化や子供の貧困化などの大きな社会問題から、企業が抱えるビジネス上の問題など、様々な問題があります。それらの課題を解決するために、若者の想像力・発想力・実行力・影響力は必ず活躍する場があると考えています。
これまで、高校生以下の若者と大人がコラボレーションすることで、イノベーションを達成する事例はあまり見られてきませんでした。その背後には、若者が「学校に通い、学校の中の決められた尺度で評価される存在」であり、学校が「社会から孤立した存在」であることが大きな問題であると考えられます。
私達は、若者と社会の架け橋となるために、イベントを通じて若者のワクワクを社会にとどけることで、そこから大きなイノベーションを生み出すと同時に、教育のあるべき姿を追求していきたいと思います。
First Penguinの活動は、現状の日本の教育への問題提起からはじまりました。
教室の中で生徒が前を向いて並んで座り、教師が教壇に立ってモノを教えるという受動的な学びのスタイルは150年間変化の兆しが見えず、今日もほとんどの高校生がその環境で学校生活を送っています。
もっとワクワクした高校生活を送りたい。楽しい学びをしたい。面白いことをいっぱいやりたい。そういった思いを持ったメンバーが集まって、私達のグループが誕生しました。
過酷な環境の中で集団生活を送るペンギンたちは、時にはみんなで海に飛び込む決断をしなければいけないことがあります。そうした状況の中で、群の中で最初に海に飛び込むペンギンのことをFirst Penguin(ファーストペンギン)と言います。
私達は常に新しいコトにチャレンジし続ける気持ちを大切にしていきたいという思いから、First Penguinをグループ名に選びました。