Windowの左上のLoad cif file: の横のボタンを押して結晶のCIFファイルを読み込んでください。
もし結晶構造が表示されない場合はCIFファイルの読み込みが正しく完了していません。その場合はVESTAで一度CIFファイルを開き、Utility -> Standardization of the Crystal Data を実行し、原子位置などの記述を標準化してからexportしたCIFファイルを用いるとうまくいくかもしれません。
正しく結晶構造の情報が読み込まれると、Space group, lattice constant, 独立な原子サイトのラベル、元素、分率座標等の情報とともに右側のUnit cell viewerに結晶構造の三次元モデルが表示されます。自分が意図した構造になっているか確認してください。
このタブを開くと、上記の独立な原子位置座標に対して空間群で規定された対称操作を施すことによって生成されたUnit cell内の全原子位置の情報が示されています。
また、空間群が持つ全ての対称操作(これらはCIFファイル内に記述されている)も示されています。