特別講演
The 33rd Symposium on Fuzzy, Artificial Intelligence, Neural Networks and Computational Intelligence
2025.9.25(木)- 9.26(金)
The 33rd Symposium on Fuzzy, Artificial Intelligence, Neural Networks and Computational Intelligence
2025.9.25(木)- 9.26(金)
特別講演1:
次世代ロボット研究所チャレンジーインテリジェント・システム環境構築についてー
2025年 9月 25日 13:10-14:10
講師:村上和人 愛知県立大学 情報科学部 教授/次世代ロボット研究所 所長
略歴:1984年名古屋大学理学部物理学科卒業、同年名古屋市工業研究所、1991年中京大学情報科学部を経て、1998年より愛知県立大学助教授。現在、教授。博士(工学)。2013年~2018年3月、情報科学部長・情報科学研究科長。2016年4月より次世代ロボット研究所所長。2012年から4年間、映像情報メディア学会メディア工学研究委員会委員長。2016年から2年間、映像情報メディア学会理事・副会長。画像処理アルゴリズムの高速化と高度化、画像処理の産業応用・実利用,空間センシング、多元的画像情報を利用した人や物体の非接触センシング、視覚感性情報処理、ロボットの高速・自律ビジョンシステム、群制御のためのロボットビジョンシステムなどの研究開発に従事。
概要:2016年4月に開設した次世代ロボット研究所は、高速・高精度の3次元計測装置、多様な色を創出できる調光システムなどを備えたユニークなインテリジェント・システム環境である。この環境を活用し、ロボット同士の連係・協調行動、ロボットと人との連係・協調行動、3次元空間センシング、ロボット活用などの研究を進めている。本講演では、これらの環境を用いたロボカップ研究やAI研究について紹介する。
特別講演2:
深層学習を用いた人工光型植物工場生産レタスのチップバーン検出
2025年 9月 26日 13:10-14:10
講師:小圷成一 千葉大学 大学院 工学研究院 教授
略歴:1992年千葉大学大学院自然科学研究科生産科学専攻博士課程修了。千葉大学工学部助手、同大学院自然科学研究科助教授、准教授、教授を経て、2017年より同大学院工学研究院教授。確率的最適化手法、ニューラルネットワークなどの研究に従事。
概要:近年、人工光型植物工場の普及が進み、その主要作物はレタスである。人工光型植物工場のレタス生産における課題は、多大なコストと労力を要するチップバーンの目視での確認作業である。本講演では、物体検出によるレタスのチップバーン自動検出を目的とし、Raspberry Piを用いた撮影システムによりレタスの画像データ収集の効率化をはかり、訓練データの追加や画像の分割入力によりチップバーン検出精度の向上をはかった研究について紹介する。