企画セッション

2023年6月2日時点

企画セッションの一覧

OS1: 人と共存するロボットシステム

企画者: 大保武慶(東京都立大学),増田寛之(富山県立大学)

概要: 近年,人とロボットの共存を目指して,ロボット単体の機能向上だけでなく,環境側のシステムや人が操作するシステムなどと連動した統合システムが開発・研究されています.本セッションでは,人と共存するためのロボットシステムの開発,運用,実証実験,提案等システム全般にわたって幅広く研究発表を募集します.

OS2: 社会システム

企画者: 村田 忠彦(大阪大学)

概要: 本セッションでは,情報科学,制御工学,社会学,経済学,経営学,組織論,都市システム,社会シミュレーション,OR,サービス科学などの,社会科学と工学の境界領域を対象とした社会シミュレーションやサービス科学などの研究発表を募集します.

OS3: 実ロボットへの適用を見据えた強化学習の展望と今後

企画者: 杉本 大志(苫小牧高専),倉重 健太郎(室蘭工業大学)

概要: 5GやLPWAの登場により,ロボット技術における通信の重要性が増している.これに伴い,強化学習やマルチエージェント強化学習を実ロボットに適用する研究が注目されている.しかし,実環境での運用を考えた場合,セキュリティ,通信速度とデータ量のバランス,さらには消費電力といった課題が顕在化している.本セッションでは,これらの課題に対する実践的な解決策を深く探求し,強化学習を実ロボットへより効果的に適用するための知見を得ることを目指す.

OS4: 農業・環境と計算知能

企画者: 福田 信二(東京農工大学・農研機構農業情報研究センター),小林 博樹(東京大学),田中 貴(岐阜大学),峰野 博史(静岡大学),横山 岳(九州大学)

概要: Society 5.0への機運の高まりに伴い,農業・環境分野におけるデジタルプラットフォーム形成およびビッグデータの利活用が急速に進展している.本セッションでは,データサイエンスから計算知能の応用研究を含め,計測~解析~評価に至るプロセスにおける技術開発や適用事例等に関する研究発表を募集する.

OS5: ヘルスケア・医療分野・生体情報のための計算知能システム

企画者: 市地 慶(東北大学),本間 経康(東北大学),杉田 典大(東北大学),張 曉勇(仙台高専)

概要: 大規模深層学習モデルをはじめとして計算知能技術・手法に基づく新たなシステム・サービスの高度化は更なる発展を遂げており,ヘルスケア・医療・生体情報を扱うAI応用システムもますます盛んに研究・開発されています.しかし,実用十分な性能を発揮するシステムの構築には,しばしば直面する学習データの質・量の不足への対処や,実利用に十分な解釈・説明可能性の確保など既存の基盤モデルの応用のみでは克服の難しいドメインに固有の課題なども生じます.個別の研究事例における課題やその克服に向けた知見・工夫を共有・議論するため,本セッションでは,萌芽的な試みを含め,ヘルスケア・医療・生体情報を扱う知的システムに関する研究発表を幅広く募集します.

OS6: ロボティクスとAI応用

企画者: 成瀬 継太郎(会津大学),趙 強福(会津大学),Aulia Saputra Azhar(東京都立大学)

概要: 知能ロボットシステムは,実空間を計測により仮想空間にモデル化し,仮想空間内でプランニングを行い,そのように動作するように実空間で制御を行い,その結果を計測からまた仮想空間にフィードバックするシステムである.そのため,すべての段階で人工知能技術を応用が必要になる.本企画セッションでは,知能ロボットシステムの制御と人工知能技術の応用についての論文を集め,議論を行う.

OS7: 生活支援ロボットシステム

企画者: 橋本 卓弥(東京理科大学)

概要: 近年,製造,物流,土木・建築,医療・福祉,農業,食品・調理といった人の生活の基盤となるあらゆる分野において,ロボットを活用した省力化や省人化が進められています.特に,少子高齢化が顕著な日本では,この流れはますます加速するものと思われます.本セッションでは,そのような,人が快適に生活するための支援をしてくれるロボットの提案,要素技術開発,システム開発,実証実験に関する研究発表を幅広く募集し,今後の生活支援ロボットの方向性について議論します.

OS8: 地域におけるICT/AI研究開発

企画者: 塩谷 浩之(室蘭工業大学),鈴木 元樹(室蘭工業大学)

概要: ICT/AIの利活用は産業分野のみならず,日常生活に関わるあらゆる分野において益々広がっている.市民の健康を支えるスポーツや生涯学習のICT支援,暮らしの安定と安全ための技術開発は国民全体に貢献し,生み出される新産業は地域の未来を担う産業構造転換につながる.本セッションでは,地域とそこで暮らす人々に貢献するICT/AI研究開発として,スポーツや教育,医療介護,循環型社会システムおよび関連分野における基礎研究から開発事例,実践事例など広く対象とする.